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上野にパルコの新業態 老舗とコラボで下町に新風

日経トレンディネット

2017/10/29

日経トレンディネット

2014年に閉館した松坂屋上野店南館の跡地で建て替えが進められていた「上野フロンティアタワー」(地下2階・地上22階)が2017年11月4日にオープンする。同タワーは、地下1階から10階までが商業ゾーン、12階から22階は賃貸オフィスの複合商業施設。地下1階には松坂屋上野店本館地下1階とつながる「松坂屋上野店」、1~6階は「パルコ」の新業態「PARCO_ya(パルコヤ)」がオープンする。

パルコの23区内の出店は1973年の渋谷PARCO以来、44年ぶりであり、東(ひがし)東京エリアに出店するのは今回が初。さらに百貨店とパルコが本格的に組み合わさるのも初の試みだという。また上野エリアは2012年から映画館の空白地帯が続いていたが、7階から10階は全8スクリーン・1400席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 上野」がオープンする。

それに伴い、松坂屋上野店もリニューアルオープン。地下1階(上野フロンティアタワーのPARCO_ya側)にコミュニティサイト「上野が、すき。」と連動した新しい売り場「上野が、すき。ステーション」が新装開店(詳しくは後述)。本館2階に「上野 HA・NA・RE」「上野が、すき。カフェ」を、本館7階に「上野が、すき。ギャラリー」をオープンする。いずれも近年増えている“体験型・コト消費”のニーズに対応する売り場として、またJ.フロント リテイリングが推進している「アーバンドミナント(地域とともに成長する)戦略」の受け皿として、顧客と売り場のつながりを強化することでロイヤルティーの向上につなげる狙いだ。

「上野フロンティアタワー」(台東区上野3-24-6)。地下2階、地上23階、塔屋1階。高さ117mで敷地面積は約5800平米、延床面積は約4万1000平米
隣接する上野松坂屋とは連絡通路でつながっている
上野フロンティアタワーは高さが約117mあり、周辺に高層ビルが少ないため、オフィスからは上野公園はもとより、スカイツリー、東京ドームまで見える

■百貨店の隣に出店するのはチャンス

なぜ百貨店としてのリニューアルではなく、複合商業施設としたのか。J.フロント リテイリングの山本良一社長はその理由のひとつとして、「異分子結合」への挑戦を挙げた。

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