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食の豆知識

酒にも飯にもポテトサラダ みんなが好きな理由とは?

2017/10/11

作ったり買ったり飲食店でオーダーしたりと自主的に食べようと思わなくても、弁当や定食のつけあわせ、居酒屋のつきだしとしてもよく使われる。ビジネスホテルの朝食でもおなじみだ。

ハンバーグのつけあわせにもポテサラ=PIXTA

タバコを吸わなくてもまわりの人が吸っていることで知らず知らずのうちに煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」というが、食べようと思わなくてもいつの間にか食べている「受動ポテサラ」も多い。受動喫煙は迷惑だが、受動ポテサラはちょっとうれしい。

自分で買ったり作ったりしていないから記憶にあまり残っていないだけで、受動ポテサラを含めると「6割が月に2回以上」どころかもっと食べているんじゃないか。

なぜ、ポテサラはつけあわせやつきだしに使われるのか。それは「みんなが好きだから」にほかならないのだが、和にも洋にも合うということも理由に挙げられよう。スパゲティナポリタンやハンバーグのような洋食のつけあわせになるかと思えば、豚肉のショウガ焼きなど和のおかずにも添えられている。

居酒屋の定番メニューであることからもわかるようにビールにも焼酎にも日本酒にも合う。カジュアルなワインのつまみにもなる。つまりは万能選手なのだ。

日本酒のつまみにもなる 「和」にも合うポテサラ=PIXTA

「サラダ」であるから「洋」に合うのはもちろんのこと「和」にも合うその秘密はどうやらマヨネーズにありそうだ。

マヨネーズの市場で圧倒的シェアを誇るキユーピー株式会社の広報部によれば「マヨネーズには『卵黄タイプ』と『全卵タイプ』がありますが、キユーピーマヨネーズは発売以来、卵黄タイプにこだわってきました。卵黄タイプはこっくりとした味なので、日本人が長年親しんだみそやしょうゆのように『ご飯に合う味』をつくり出しているのだと思います。日本人の口に合う日本のマヨネーズだからこそ『おかずになるポテトサラダ』が生まれたのでしょう」とのこと。

マヨネーズの主原料は卵と酢と油で、その名のとおり卵黄だけを使うのが「卵黄タイプ」、卵白も一緒に入れるのが「全卵タイプ」だ。

マヨネーズはやっぱりチューブタイプが使いやすい=PIXTA

我が家は夫の仕事の関係で海外駐在が多いのだが、その際にはみそ、しょうゆとともに日本のマヨネーズを持参している。マヨネーズは海外でも容易に手に入るが、海外のものはコクや酸味が少なくて日本の慣れ親しんだ味とはまったく違うからだ(あと広口のビンに入っていてどうも使い勝手が悪い)。どうやら海外のマヨネーズは「全卵タイプ」が主流のようである。

「ご飯に合うポテサラ」「おかずになるポテサラ」だから、当然日本酒にも焼酎にも合うというわけだ。

キユーピーは「創始者・中島菫一郎が大正時代に海外に渡航した際にアメリカで食べたポテトサラダをキッカケにマヨネーズに着目、マヨネーズの製造販売を志すようになった」(キユーピー株式会社広報部)という歴史がある。当然、ポテトサラダに関する造詣も深いということで、おいしくつくるためのポイントを聞いてみた。

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