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スーツで決めて、カンファレンスへ行こう カンファレンスファッションを探る(上)

2017/9/18

 鈴木「スーツやジャケットはどう選べば?」

 清水「米ラルフローレンや米ブルックスブラザーズのようにサイズがたくさんあるオーセンティック(正統派)なものと、トレンドを意識したアップカミング(新進気鋭)なものと、両方そろえるのがいいんじゃないかなと思います。それを色や素材で組み合わせるのが一つの手ですね」

■トータルでそろえるのはやめたほうがいい

 鈴木「アップカミングというと、たとえばどういうブランド?」

 清水「若手の方だと(スウェーデン発有名ブランドの)アクネ・ストゥディオズとか。まずそれを買ってみて、もう1つはブルックスブラザーズをそろえてみる」

 鈴木「イタリアンだと?」

清水さんは「オーセンティックなものとアップカミングなものと、両方そろえるのがいい」と説く

 清水「エルメネジルド・ゼニアが最近がんばっていますね。ゼニアでオーセンティックなものをそろえて、プラダで今年らしいトレンドのスーツに行ってみる。それを組み合わせるのが面白いかなと思います」

 鈴木「それで、ミックスコーディネートができると楽しいですね」

 清水「そうです。トータルでそろえるのはやめたほうがいいと思うんです。シャツ、ジャケット、パンツ、アクセサリーとそれぞれでいいものをそろえる」

 鈴木「個人的な話だけど、たとえばイタリアのラルディーニのジャケットにラルフローレンのパンツを合わせて着たりするんです。そうしたら、『イタリア物とアメリカ物を合わせていいのか』って言われたことがあって」

 清水「あるテイストが徹底して好きで、完璧にイタリア製、完璧にイギリス製と突き詰めるのはいいと思います。でもそこがあいまいだと、浅く見えてしまいますね」

 鈴木「日本のブランドは」

 清水「海外ブランドにはない、やわらかさがあります。そこはおすすめですね」

 鈴木「日本はそこまで堅いものをつくらない代わりに、ほどよいクラス感があって、チープに見えない。コム・デ・ギャルソンなんか若い起業家に意外にいいんじゃないかな。kolor(カラー)なんかも」

■ドレスコードは場への敬意

 鈴木「欧米の正しいドレスコードに入る余地はないけれど、ニットを着こなせると、決まりきったメンズドレススタイルから少し飛び出せる」

 清水「ニットにジャケットにスラックスで行ける場所は、カンファレンスも含め、とても多いと思います」

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