装いはトキメキ ビシッとした男なんて信用できない演出家 テリー伊藤氏(上)

テレビ番組制作会社を率い、自らコメンテーターとして番組出演もこなすテリー伊藤さんは、テレビ界屈指のおしゃれとして知られる。強いパワーを放つ個性的なスタイルは、日々の古着屋めぐりや店員とのコミュニケーションから生まれるという。その着こなしは型やルールにはまることはない。「何でも自由に徹底的に楽しんじゃおう」というのが、テリーさんの流儀だ。

後編「『遊び』こそ王道! これがお洒落「マセがき」の結論だ」もあわせてお読みください。




――テリーさんはファッション通だとあちこちでお聞きします。

「嫌だなあ。僕は服にこだわりがないんですよ。だから『きょうはすてきなファッションですね』とか『おしゃれですよね』なんて言われると恥ずかしいし、照れくさい。僕ね、びしっとおしゃれする男は信用できない。何か下心がありそうで怪しい感じがしませんか(笑)」

――こだわりがないとは意外でした。

「洋服はすごく好きですよ。ただ、このブランドやメーカーだから買う、ということはありません。ブランドはなるべく覚えないようにしていて、よく知らない。だいたい高いものは買いませんし。あと、本格派とか定番という言葉が好きではないんです。何でも受け入れます」

「スタジオにはさまざまな年代の人がいて、その着こなしを見るのがる楽しくて。ふーん、こんなノリなんだって参考にしますよ」(東京・中目黒の古着店「LOCO」)

――では、服や雑貨を選ぶときに何を大事にしていますか。

「面白そう、楽しそう、と感じられるかどうかに尽きるよ。面白そう、と思ったらぱっと買う。(赤と白のつえを見せながら)このつえ、いいでしょう。この近く(東京・中目黒)で見つけて買ったんだけど、バカっぽいというかピエロみたいで面白くない?」

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