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芸能プロ13社の男優比較 年齢別、次のエースは誰?

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NIKKEI STYLE

主演男優を多数輩出している芸能プロダクション13社から主な男優を年齢層別にピックアップ。それぞれの事務所の次のエースは誰か、層の厚い世代はどこかを考察してみた。各事務所とも、1993年生まれを中心にした20代半ばの世代に勢いが感じられる。

多くの人気男優が所属している主な芸能事務所13社について、所属男優を年齢別にまとめたのが上の表だ。こうして早見表にすると、現在の日本の男優シーンにおいて、どの年代が激戦区となっているかがわかる。

今や安定勢力となった、主演級のビッグネームがひしめいているのが30代だ。2016年は86年生まれの亀梨和也(ジャニーズ事務所)、17年上半期には市原隼人が30代の仲間入りをして、ますます層が厚くなった。

これに対して、20代後半(26~29歳)は、佐藤健・永山絢斗・東出昌大らのドラマや映画の主演の軸を担っている人気俳優や、窪田正孝など上昇を見せている注目の男優もいるが、全体的に見たときには、30代や下の世代に当たる20代半ば(23~25歳)と比較すると、手薄な印象を感じる。

それだけ他の世代と比べるとライバルがやや少ないというアドバンテージがあることにもなるので、千葉雄大・窪田正孝・坂口健太郎・工藤阿須加らがここ数年で頭角を現した要因の1つとも言える。彼らは今後も、さらに注目度を増しそうだ。

20代半ば世代は激戦区

30代と並ぶ激戦区となっているのが、20代半ば。福士蒼汰に続いて野村周平・菅田将暉・成田凌らが脚光を浴び、男優の黄金世代になりつつある。今後数年は、この世代が注目の中心となるだろう。

10代や20代の女性をターゲットにした高校生や大学生の恋愛や青春模様を描いた、いわゆる「キラキラ学生映画」が増えている状況において、10代・20代前半(20~22歳)の男優のニーズは高い。

しかし、この年代で知名度が高く、しかもタイプ的に「キラキラ学生映画」にハマる男優は、山崎賢人をはじめ、片寄涼太・志尊淳など数人しかいないため、彼らにオファーが集中している。

各事務所の10代の男優には、今がチャンスとなっている。ドラマ『リバース』に出演した鈴木仁、川口春奈らの女優を輩出した研音の次世代育成セクション「ネクストジェネレーション」に所属して、Webドラマ『仮面ライダーアマゾンズ』にも出演した小林亮太らに注目したい。

上表を各事務所ごとに見ると、各年代ごとに人気男優を育てることに成功している事務所はどこか、その事務所の「空白の年代」になっているのは? といった、各事務所の男優育成の状況がわかる。

各年代に幅広く主演級がいるのは、アミューズ、LDH、ジャニーズ事務所、トライストーン・エンタテイメント、スターダストプロモーションだ。

アミューズは、数年前までは20代と比べて、30代の男優にアピール力のある存在が少なかったが、現在は海外での活躍を経て、「逆輸入」の形で脚光を浴びたディーン・フジオカと大谷亮平が所属する。

ジャニーズ事務所は、20代半ばの年代でSexy Zoneの中島健人がドラマ/映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』、映画『心が叫びたがってるんだ。』などで活躍して、主演男優の座を固めている。中島に続く世代では、『ごちそうさん』『あさが来た』の2本の朝ドラに出演した関西ジャニーズJr.の西畑大吾が、演技におけるジャニーズ事務所の次世代を担う存在として期待される。

少数精鋭の注目事務所は?

綾野剛・小栗旬・田中圭の30代トリオが活躍するトライストーン・エンタテイメントは、20代後半で坂口健太郎、20代半ばでは間宮祥太朗が人気俳優に浮上。もともと少数精鋭の事務所であり、業界関係者は「次は、誰がこの事務所から出てくるのか」と若手の所属俳優に注目している。

同じく少数精鋭で知られるのが、東出昌大・満島真之介が所属しているユマニテ。女優では満島ひかり・門脇麦・岸井ゆきのが所属しており、顔ぶれを見ても分かるように個性的な演技派がそろっている。25歳以下世代の所属男優は2名だけだが、岡山天音は映画『帝一の國』や朝ドラ『ひよっこ』の漫画家志望役で注目を集め、井之脇海は『ひよっこ』で小島藤子が演じた幸子の婚約者を演じたのに加えて大河ドラマ『おんな城主直虎』にも登場。ともに個性派の新星として注目を集めている。

ホリプロは、鈴木亮平・妻夫木聡・藤原竜也・松山ケンイチと30代男優の層が厚く、20代後半には実力派の池松壮亮・中尾明慶がいる。25歳以下の成長が待たれていたが、竹内涼真が『ひよっこ』に出演して知名度を伸ばし、事務所の看板となる若手男優に浮上した。

女優は10代後半から20代前半にブレイクするケースが圧倒的に多い。だが、男優の場合は、20代前半、20代半ば、20代後半、30代、それぞれの時点で人気に火がつく可能性があり得る。各事務所は単に10代の若手をスカウトやオーディションで発掘するというだけではなく、幅広い年齢層に目を配って、新人を探すことが求められていると言っていいだろう。

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2017年9月号の記事を再構成]

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