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3週間後でも抜きたてワイン 風味落ちない魔法の道具

2017/8/18

ワインセーバー「コラヴァン」を使えば、開けたワインを長期間保存できる

ワインのコルクを開けるとき、「1本は飲みきれないし、今日はやめておこう」とためらった経験はないだろうか。ワインは空気に触れると酸化が始まり、栓をしても翌日には味わいが落ちてしまうこともある。結局残ったワインを無駄にしてしまったり、「もったいないから、全部飲みきってしまおう」とつい飲み過ぎてしまうことも。そんな悩みを解消してくれる画期的なワインセーバー「コラヴァン」が2017年4月、日本に上陸した。

■窒素ガスでワインを酸化から守る

「コラヴァン」は、ワインのコルクを開けずに専用のニードルを通してワインを注ぐ。瓶内できたスペースを不活性ガスで満たすことによってワインの酸化を防ぐ。2013年に米国でコラヴァン社を創業したグレッグ・ランブレヒトさんは、奥さんが妊娠中に「1人で飲むときもグラス単位でワインを楽しみたい」とコラヴァンのアイデアを思いついた。有名なワイン評論家であるロバート・パーカー氏が「この35年のワイン業界における最も画期的な発明だ」と絶賛したこともあり、今では世界中で愛用される。日本での発売は世界51番目となる。

「ワインがボトルの底に少ししか残っていなくても大丈夫なの、重宝してるわ」と目を輝かせるスペインのワイナリーの女性
ワインに力を入れているスペイン・ビルバオのバルでもコラヴァンが使用されていた

使い方は、まず窒素ガスの入ったカートリッジをコラヴァン本体に装着する。ワインを注ぐには、コルクにニードルをさし、ボトルを傾けてトリガーを押し放すとワインが注ぎ口から出てくる。ニードルを通して瓶内に窒素ガスが入り、そのガス圧がワインを押し出すというしくみだ。

窒素ガスのカートリッジを取り付ける
ボトルにコラヴァンを装着し、上からニードルを挿し込む
ニードルを挿し込んだところ

キャップシールを剥がしてコルクを抜く手間も省けるし、ワインの抜栓が苦手でも簡単に扱える。注いだ後はニードルを抜いたら、まだ開けていないワインと同じように保存できる。ワインセラーで横に寝かせておいてもワインが漏れることはない。

ただ、日本版コラヴァンは海外版と一つ違う点がある。日本以外で使われているコラヴァンはアルゴンガスを使っているのだ。日本でコラヴァンの導入が遅れたのは、アルゴンの食品への使用が日本で認可されていないためだ。

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