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夏の不調を改善、爽快! 「ぬる湯」で極上温泉メンテ キレイになれる温泉の秘密

2017/8/9

高峰温泉(長野県)

 蒸し暑い日が続いています。冷房をかけないと熱中症が心配、でも、ずっと冷房が効いたオフィスにいると体が冷えてつらい。汗はかくけれど、なんだか体の中が寒い。そんな「隠れ冷え性」を抱えてしまう人も増える時期です。そして、外へ出れば紫外線にさらされて肌の乾燥も気になります。そんなときこそ「真夏の温泉」がおすすめです。

 「夏に温泉?」と驚く方もいますが、暑い時期の体の不調を和らげ、清涼感もあふれる、夏こそ入りたい温泉があるのです。

■夏の不調に「ぬる湯」! 暑い時期だからこそ気持ちいい

 温泉は熱いものと思っていませんか? 実は、ぬるい温泉や冷たい温泉もあります。暑さがすっきりクールダウンできるだけでなく、温度が低いからこその「恵み」もあります。

 だいたいセ氏30~39度の温泉のことを、温泉通は「ぬる湯」と呼んでいます。特に人間の体温に近い34~37度は「不感温度」といって、熱くも冷たくもない、ほどよい温度で体の負担も少ないため長湯を楽しむことができます。入っているとだんだんどこまでが自分の体でどこからがお湯なのか、境目が分からないような不思議な感覚になり、とてもリラックスできます。副交感神経が優位になって自然と眠くなってきます。そんなぬる湯に入れる温泉をいくつかご紹介しましょう。

■ぬるいのに血行促進 炭酸の泡プチプチ「ラムネ温泉」

 暑い日々が続くと、どうしても冷房の中にいる時間が長くなってきます。暑いので入浴もシャワーで済ませてしまうことが増え、隠れ冷え性や、内臓の冷えからくる不調につながることも。ぬるめの温泉で体の深い部分までしっかり温めましょう。

 新潟県の栃尾又温泉は、子宝の湯として有名な温泉です。ラジウムを含む放射能泉で、源泉温度は37度、体温とほぼ同じくらいのぬる湯です。源泉をそのまま注いでいる湯船は、「まるで羊水」といわれるほど優しく癒やされる感覚になります。長く入っていられるので体の深部までゆっくり温めることができ、自律神経やホルモンバランスが整っていく助けになります。隣接して加温した温かい浴槽もあり、交互に入るとポカポカになります。宿は、秘湯の湯治気分を味わうなら自在館、夏野菜をおいしく味わうなら宝巌堂。どちらに泊まっても温泉は共同湯を利用します。

栃尾又温泉(新潟県)

 大分県の長湯温泉には、肌にプチプチと炭酸の泡がつく天然の二酸化炭素泉があります。ラムネ温泉館という温泉施設は2種類の源泉を別々の湯船にかけ流しにしています。33度の二酸化炭素泉は、入るときは少し冷たいと感じますが、数分ほど静かに温泉につかっていると、肌にびっしりと炭酸の泡がついてきます。できるだけ我慢してじっとしていると、どんどん泡つぶが大きくなってきます。そんな状態になると気が付けば汗が噴き出してぽっかぽかになっています。二酸化炭素ガスの働きで血行が促進されます。

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