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ビジネス街の書店をめぐりながら、その時々のその街の売れ筋本をウオッチしていくシリーズ。今回は定点観測している八重洲ブックセンター本店だ。前回訪れた6月に「新刊に勢いがある」と話していた状況は今回も続いている。前回紹介した『リクルートのすごい構"創"力』と、堀江貴文氏の『多動力』が売れ続けているのに加え、書店自身が販促に力を入れている本がよく売れているようだ。そんな中、新しいタイプのビジネス書として売れ行きを伸ばしているのが、睡眠の正しい知識とメソッドを提供するとうたった睡眠本だった。

「睡眠負債」がキーワード

その本は西野精治『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)。3月刊行の本だからすでに手に取っている読者も多いかもしれない。NHKスペシャルが6月中旬に「睡眠負債が危ない!」を放送、これに著者の西野氏が登場したことから、再び火がついて大きく売り上げを伸ばしている。西野氏は米スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所の所長。睡眠研究の最前線にいる一人だ。「睡眠負債」というキーワード、そして最高峰といわれる研究所の知見、そこにテレビの拡散力が加わってのベストセラーということができる。

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