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世代交代進んだAKB総選挙 NGT躍進の理由

2017/6/24

3連覇した指原莉乃さん(前列中央)ら49thシングル選抜メンバーの16人(C)AKS

 今年で9回目となったAKB48グループの選抜総選挙が6月17日、沖縄県豊見城市で開かれた。開票イベントは悪天候のため、屋内会場で無観客で開かれた。AKBの49枚目のシングル曲を歌う選抜メンバー16人中、6人が初の選抜入り。目を引いたのが新潟市を本拠地とするNGT48の躍進だ。結成から2年の若いグループだが80位までに10人がランクイン。ここ数年のグループのテーマだった世代交代が一気に進んだ。

 ■シングル歌唱メンバーに3人

 NGTは2015年に結成、今年4月に初のシングル「青春時計」でデビューした。今年は5位に荻野由佳さん、10位にキャプテンの北原里英さん、13位に本間日陽さんと3人がシングル曲を歌う選抜メンバーに名を連ねた。

 地元新潟で開催した昨年の総選挙では北原さんの12位が最高。上位80位にランクインしたのは2人だった(兼務メンバー除く)。選抜の人数が開催年によって違うため単純比較はできないが、先輩姉妹グループが総選挙に参加して2年目の結果をみると、シングルを歌う選抜メンバー入りしたのはSKEが2人、NMBがゼロ、HKTが1人だった。NGTの躍進がいかにすごいことかが分かる。

 ■楽曲選挙も1位

 予兆はあった。今年の1月に開催された「リクエストアワー セットリストベスト100 2017」。ファンがグループの好きな楽曲に投票、順位を決めるいわば楽曲の総選挙だ。全グループの対象969曲の中から1位になったのがNGTの「Maxとき315号」だった。16年3月に発売したAKB48のシングル「君はメロディー」のカップリング曲。雪で覆われた新潟市内で撮影されたミュージックビデオも好評だった。当時はNGTのオリジナル曲が2曲しかなく、ファンの票が集中しやすかったという側面はあるだろう。だが、楽曲自体の評価も高く、1位となったことでNGTの認知度は一気に高まった。総選挙で躍進する下地は整っていた。

 上武大学の田中秀臣教授は昨年1月に出版した「ご当地アイドルの経済学」(イースト新書)でNGTに注目していた。今回の結果について田中教授は「昨年、新潟で総選挙があった。この経済効果が最大25億円。全国から集まったファンが実際にNGTをみて認知度が上がった効果があった」と話す。

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