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採用上手のサイバー 「ドラフト」で学生にアピール サイバーエージェント採用育成本部の小沢政生氏

2017/6/7

サイバーエージェント採用育成本部の小沢政生氏

「サイバーエージェントの採用戦略には、いつも注目している」――。複数の人材コンサルタントが「採用上手な会社」と評価するインターネット広告大手のサイバーエージェント。2017年卒から始めた選抜型インターンシップ「DRAFT(ドラフト)」や1次面接の「トライアウト方式」など、これまでもユニークな手法に取り組んできた。採用育成本部・新卒採用責任者の小沢政生氏に戦略を聞いた。

■エントリーの人数は追わない

――18年卒の採用人数、応募人数を教えてください。

「ビジネスコース、いわゆる総合職が100人と、エンジニアとデザイナーをあわせた技術職が70人の合計170人です。19年卒の採用も動き出しましたが、18年卒の採用も続いています」

「エントリー数を追いかける採用は数年前からやめました。応募の母集団を何万人も作るやり方だと、『なんとなくエントリーしました』という学生が圧倒的に多いし、どうしても数をさばく採用になってしまう。リクナビ、マイナビといった大手の就活ナビサイトも使っていません。エントリーは当社のマイページのみです。今は、こちらから働きたい人に直接会いに行く、攻める採用に切り替えました」

――採用選考の流れを教えてください。

「通年採用が大前提です。17年卒採用では、早い人は6、7月のインターンシップに参加しました。秋、冬、春にも実施し、事業部も多いので45種類にもなりました。参加回数に上限はありません。春はゲーム部門、秋には広告を受けるようなケースも多いです」

「インターンシップに参加した人と面接し、内定までいくのが5、6割です。残りは、説明会にきて面接、内定という流れです。いずれにしても学生に合わせて変えるので、面接の回数なども人によって違います。内定前後にインターンする人もいます」

■優秀な学生を集める「ドラフト」

――17年卒から始めたインターン「DRAFT(ドラフト)」について教えてください。

「6月は1日だけのインターンで、本格的なのは8、9月からです。総合職を対象にしたインターン『ドラフト』は、それまでのインターンに応募した3000人の学生の中から優秀な学生を30人選び、翌年の2月に2泊3日の合宿をするものです。事業責任者や役員・経営陣も参加し、学生に新規事業を考えてもらいます。コンセプトは『トップ1%の闘い』です」

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