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NASA体験が刺激 甲陽学院の落ちこぼれ、全国1位に 岡田光信・アストロスケールCEOが語る(上)

2017/6/5

アストロスケールの岡田光信CEO

壊れた人工衛星など、宇宙ごみ(スペースデブリ)を掃除するという奇想天外なビジネスで脚光を浴びる、アストロスケール(本社シンガポール)の岡田光信CEO(最高経営責任者、44)。現在、人工衛星を開発中だ。事業のシードも、発想力も、行動力も、すべての源流は、中学高校6年間を過ごした私立甲陽学院(兵庫県西宮市)にあった。

成績が伸びず、灘校に行けなかった。

兵庫県で生まれ育ち、中学受験で甲陽学院中学に入りました。もちろん全国有数の進学校である甲陽学院に合格したことはうれしかったのですが、それよりも、灘校に入れなかったという思いのほうが当時は強かった。関西では、やはりナンバーワンは灘校。私も灘校を目指していましたが、先生から、私のテストの成績では灘校は難しいと言われ、受験を断念しました。

甲陽学院中学に入ってからの私は悲惨でした。テストは赤点ばかりで、中学3年の成績は180人中160番前後の「落ちこぼれ」でしたね。実は勉強はあまりせず、テニスばかりやっていました。おかげでテニスは団体戦で全国ベスト8に入ったこともあります。これは甲陽学院のテニス部としては歴史的快挙でした。ただ、テニスはやや言い訳で、やはり勉強する意欲が全然わいてこなかったのも事実です。

親は勉強に関しては放任主義で、学校の成績についても何も言いませんでした。先生からは一応奮起を促されましたが、効果なし。何事も生徒の自主性に任せる校風だったので、それほど口うるさく言わなかったのだと思います。

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