女の友情ってナニ? 大きな声では言えないホンネ調査

日経ウーマンオンライン

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何気ないことがきっかけで心に降り積もっていく、女同士だからこそ生じるモヤモヤ。しかも、ライフステージが変わるごとにそれはトランスフォームし、時には友情の歯車を狂わせることも……。そんな「女性同士の友人関係の悩み」を日経ウーマンオンラインが調査しました。思わず心がザワつくこと必至の企画、それではスタートです!

[調査概要]
・日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
・調査期間:2017年3月1日(水)~2017年3月30日(木)
・有効回答数:480人

【Case1】独身女性:充実したシングルライフのはずなのに

仕事も私生活もそこそこ充実している。でもふと気付けば、周囲の結婚や出産で、友人関係にも変化が。真正面から言ったら角が立つ、けどなんだかね……な、独身女性の切実な本音が垣間見える回答が寄せられました。おめでたいはずなのに、なんか、なんか……。

◆ 30代になり、出産・子育て、家を購入する友達が増えました。しかし、独身の私にはそれぞれの報告がつらい。「おめでとう」としか言えず、実際に会ってお祝いを渡すことが20代に比べると減りました。友達にこれまで渡したご祝儀やお祝いが、いつか自分に戻ってくるのか、不安です。(33歳、ピアニスト、独身)

◆ 結婚した友人が、集まりのたびに、誘ってもいないのにパートナーを連れて来ます。お店の予約人数に入っていないので、勝手に連れて来られると本当に迷惑です。(42歳、商社、独身)

◆ 会うときに子どもを連れて来て、困ります。子どもが走りまわり、せっかくの機会なのに、ゆっくり話ができず疲れます。(39歳、飲食、独身)

◆ 私は独身なので、ママになった友達と金銭感覚が合いません。コーヒー1杯でお店をさまよいたくない……。(41歳、情報通信、独身)

◆ 周りにはサバサバした友達ばかりなので不満はないのですが、たまに集まると「タラレバ」状態になっているなぁと焦りを感じます。(29歳、情報通信、独身)

◆ マウンティングがつらい。旦那さんや彼氏の年収が違うと、会話が変わってきます。(27歳、情報通信、独身)

◆ 女子会が面倒臭くて、複数人で会うことがなくなりました。かといって一対一で会える友達はかなり少数で、このまま大半の女友達とは疎遠になるのかなあ、と思うと少し寂しい気も……。(25歳、娯楽、独身)

◆ 結婚に興味がなく、仕事に没頭し、ついには経営者になったら、友人と呼べる女友達がいなくなりました。話や趣味、生活環境なども合わず、知らず知らずのうちに妬まれて距離を置くように。今は一歩引いて、人とお付き合いしています。(35歳、卸売・流通、独身)

【Case2】既婚・子なし:結婚したらしたで悩みが

子どももまだいないし、結婚生活にもゆとりがあって、心も穏やか。やっほ~い! とはいかないのが、女性同士の友人関係。独身の友人たちとも、ママたちとも分かり合えない、見えない透明な国境に挟まれて悶々(もんもん)とする女性が続出。

◆ 結婚した相手や、その収入によって生活が派手になった人、地味になった人がいて、自分との生活のズレが生じて寂しくなります。(28歳、医師・医療関係者、既婚/子どもなし)

◆ 結婚、出産、転職など、女性は環境によって話題や優先順位が変わることを実感しています。何かにつけ「隣の芝生は青い」タイプの友人とは、距離を置くようになりました。(30歳、卸売・流通、既婚/子どもなし)

◆ いつも「子どもはいつ?」と聞かれるのがイヤ。セックスレスなのに。(35歳、自営業、既婚/子どもなし)

◆ 私も友人も、お互いに結婚しており、友人は子どもができず悩んでいます。でも、私はまだ子どもを作りたくないので、不妊のつらさが分からないし、悩みが共有できません。(26歳、製造、既婚/子どもなし)

◆ 子どもを作らないのは、夫婦で話し合って決めたことだと何度言っても、「子どもを作ることはすばらしいことだ」と説得してくる友人がいる。どうやっても分かり合えないものなのかなぁ。(33歳、生活関連サービス、既婚/子どもなし)

【Case3】既婚・子あり:家庭事情にママの心中は複雑なり

ママたちの仲間入りをしたからこそ分かる、友情だけじゃ割り切れない感情。ライフステージに登場人物が増えるほど、女友達との悩みは複雑化する傾向に。ニコニコと家族支えるママたちも、人知れずため息をついているのです……。

◆ 不妊治療した友人が、その大変な経験を力説してまだ妊娠もしていない友人の不安をあおっています。自然妊娠した私は、「それはまれ!」と一蹴される始末。それにしても、わざわざ不安をあおるのはいかがなものか……。(31歳、情報通信、既婚/子どもあり)

◆ 子ども連れで会うときに、子育ての方針が違うのでイライラすることがあります。人の家でベッドで飛び跳ねていても注意しない、出産した友達のお見舞いに行くのに、風邪気味の子どもを連れて来る、私が出産祝いでいただいたかわいいコートを見て、真っ先に自分の子どもに着せてみるなど……。モヤモヤ。(33歳、サービス、既婚/子どもあり)

◆ ママ友との関係に悩んでいます。もともと人付き合いが得意なほうではありません。ですが、子どもが仲間外れになっては困るので、渋々付き合っています。平日に久しぶりに休みが取れたのに、ママ友に誘われて出掛けなければいけないなど、かなりストレスになっています。(43歳、サービス、既婚/子どもあり)

◆ それぞれに家族が増えて週末も忙しいので、みんなで集まる機会が減っています。日程を調整しようにも、そもそもメールの返事すらなかなか来ません。(42歳、金融、既婚/子どもあり)

◆ 育児をしながらフルタイムで働いている私。友人には専業主婦が多いため、自己投資や子どもの習い事、旦那との付き合い方など、生活スタイルや価値観にズレが生じ始めています。(33歳、保険、既婚/子どもあり)

◆ 子どもが育ち、自分も仕事に復帰してみて、友達があまりいないことに気付きました。幸せかどうかは分からないけど、そういうもんだと割り切って生活しています。(40歳、生活関連サービス、既婚/子どもあり)

◆ 私のSNSタイムラインに、40代の独身女性友人が自分の女子力をアピール&結婚できない自虐ネタでコメントしてくるので、返しに困っています。(30歳、建設、既婚/子どもあり)

【Case4】「職場の女性たち」に翻弄される女子の場合

友人とまではいかなくとも、毎日顔を突き合わせる職場の仲間たち。同じ女同士ながら、なんで? どうしてそうなるの? と身をよじらずにはいられないエピソードが寄せられました。

◆ 背伸びをしてレベルアップできる環境に進んだ結果、周りがしたかかな女性ばかりで疲れます。表裏がない人がいない! うっかりしていると情報やコネクションだけ持っていかれる! 一見友人だと思っていても、気が抜けない日々です。向上心のある人ばかりの職場も、考えものだと思い始めました。(38歳、製造、既婚/子どもなし)

◆ いつも飲む仲間の勤めている会社は、一人が上場企業、他は中小企業で、悩みを共有できません。(36歳、既婚/子どもなし)

◆ 同僚の女性がデリカシーのない質問ばかりしてきます。「離婚した理由って教えてもらっていいですか?」「今の彼氏からプロポーズはあったんですか?」などなど。失笑してやり過ごしていますが、心に余裕がないときは、キレてしまいそう……。(42歳、サービス、独身)

◆ マウンティングをしてくる同期に悩まされていましたが、私の転職をきっかけに疎遠に。ほっとしていると、別の同期から、「あの子、結婚式を挙げるからあなたの連絡先を教えてほしいって言われたよ」という連絡が……。ゾッとしたのと同時に、そんなに結婚式に呼べる友達がいないんだなぁ、と思いました。もちろん、連絡先も教えず、断ってもらいました。(28歳、商社、既婚/子どもあり)

◆ 職場の同僚が、子どもがいるというだけで上から目線で話してきます。「子どもはかわいいよー」とか、「すぐ子どもできるよー」など。私は子どもができなくて婦人科に通っているので、聞いていてイライラ。最低限の会話以外は距離を置くことにしました。(30歳、公務員、既婚/子どもなし)

(ライター 金澤英恵)

[nikkei WOMAN Online 2017年4月25日掲載]