ダイエットから腸活まで 侮れない「緑茶」の健康効果

日経Gooday

大森さんによると、カテキンの血中濃度は、緑茶を飲んだ後、およそ1~2時間でピークになるそうです。このため、緑茶を机において、ちょこちょこと飲むのがいいそうです。

今、注目の成分「テアニン」とは?

テアニンをたっぷり抽出する「氷水出し茶」。水80~100cc(氷を除く)に対して茶葉10gを急須に入れ、10分待って湯飲みに注ぐ。カフェインはほんのわずかしか抽出されない

お茶の健康効果で、最近注目されているのが、うまみ成分である「テアニン」です。テアニンにはリラックス作用があり、ストレス緩和や睡眠の質を改善する効果なども期待できるといわれています。

テアニン入りの水溶液を摂取後、40分くらいすると脳波にアルファ波(α波)が出るという研究結果があります。さらに摂取後、40分後くらいまで副交感神経の活性度が増すことも明らかになっています。

大森さんによると、テアニンをしっかりとりたい場合は、“氷水出し茶”にするといいそうです。低温で抽出すると、渋み成分であるカテキンが少なくなるため、テアニンによるうまみがより強く感じられるとのこと。

緑茶は「血液サラサラ」食材の基本

栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅さん

「血液サラサラ」という言葉の名付け親である、栗原クリニック東京・日本橋院長の栗原毅さんは、緑茶は血液サラサラ食材の「基本」となる存在だと話してくれました。

「血液をサラサラにするには、血液の材料となる日頃の食事を改善することが極めて大切です。なかでもお茶は、食品と健康、という視点で考えたときに基本中の基本となるとても重要な存在です」(栗原さん)

がんに関しても、説得力のある国内の研究報告が積み上がってきています。栗原さんが注目しているのが、厚生労働省が発表する市区町村別の「がん死亡率」のデータです。「がんによる死亡率が少ない市区町村ランキングで、男性の2位と3位に静岡県の掛川市と藤枝市、女性の1位と2位に掛川市と藤枝市が入っています。いずれも緑茶の産地として有名な場所です。緑茶を飲む習慣ががんを遠ざける、と考えて正解だといえるでしょう」(栗原さん)

緑茶は、肝臓をダメージから守ってくれる

緑茶はビジネスパーソンの多くが気になる「肝臓」への効果も期待できます。

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