北欧マジック? コーヒーメーカーまでおしゃれに変身

北欧は白物家電だけではない。デジタル機器や小型家電にも、モダンかつ機能的な逸品が数多くある。
まず薦められるのが、「Plantui 6 Smart Garden」。日照時間が短いフィンランドで開発された水耕栽培器で、屋外菜園を造るスペースを確保しにくい日本の都市生活者にも最適だ。水と栄養剤をタンクに入れ、種子が入った専用カプセルをセット。あとは、栽培プログラムが植物の成長に合わせて光や水の供給量を自動で調整してくれる、まさに"植物栽培ロボット"だ。無駄な装飾がなく、リビングにもなじみやすい。
代わり映えしないデザインが多いコーヒーメーカーも、北欧企業の手にかかればここまで変身する。「Wilfa Svart Precision オートマティック コーヒーメーカー」は、給水用ボトルとドリップ部が離れた特徴的な構造で、モダンなデザインが魅力。水の量に合わせてダイヤルを調節するだけで、マシンが抽出に最適な温度と速度を緻密に制御。プロの本格ドリップを誰でも手軽に楽しめる。
室内にいる時間が長く、音楽や映像を楽しむ文化が色濃く根づいている北欧には、優れた音響機器メーカーも少なくない。なかでも、フィンランドのジェネレックは、世界中の音楽スタジオや放送局などがこぞって導入するプロ御用達のメーカー。一般向けにも展開しており、「G One」は全高が僅か200mm弱と小型ながら、音圧と豊かな低域再現性に秀でる。
光を自動調整、リビングになじむ"栽培ロボット"

実勢価格5万1840円(税込み)
日照時間の少ないフィンランドで開発されたインドア用水耕栽培器。高品質なLEDに加え、独自の栽培プログラムを搭載し、植物の成長段階に合わせて光の波長や強さを自動で調整する。専用の種子入りカプセルを本体にセットし、水と栄養剤を加えるだけで用意は完了。季節を問わず、ハーブや葉物野菜を栽培できる。
温度と速度を厳密に制御するコーヒーメーカー

実勢価格6万円(税込み)
ノルウェーのバリスタ世界チャンピオンが監修したコーヒーメーカー。独自開発のヒーティングシステムを採用し、最適な抽出温度とドリップ速度をマシンが自動で調整してくれるのが特徴だ。知識がなくても本格的なコーヒーを手軽にいれられる。
心拍計測のパイオニアが開発したスポーツ用スマートウォッチ

実勢価格4万4800円(税別)
フィンランド発祥のポラール・エレクトロが開発した、Android Wear対応のスポーツウォッチ。6つのLEDを使った手首型心拍計を備え、多様なトレーニングに活用できる。同社は、世界で初めて着用式無線心拍数モニターを発売したメーカーでもある。測定精度の高さには定評があり、プロからの信頼も厚い。
音質の良さでプロに支持される超小型スピーカー

実勢価格8万6350円(2本・税込み)
フィンランドのジェネレックは、レコーディングスタジオ御用達のメーカー。ホームオーディオ向けのスピーカー「G One」は、全高200mm弱の小型サイズながら、豊かな低域の再生能力と音圧を備える。スマホやパソコンとつなげば、簡単に高品質なホームオーディオを構築できる。
多様な設置方法に対応、裏側まで"魅せる"テレビ

実勢価格54万6000円(40型・税別)
Android TVに対応する4Kディスプレイ。フレームはアルミニウムの削り出しで、デンマークらしいミニマルなデザインが特徴だ。背面に接続したケーブル類もパネルで覆われ、どこから見てもスマート。壁掛けブラケットやキャスター付きスタンドなどを別売りオプションとして用意する。
スピーカーらしからぬ立ち姿、音質、使い勝手ともに優れる

実勢価格3万1320円(税込み)
デンマークを代表するデザイナー、ヤコブ・イェンセンがデザインしたBluetoothスピーカー。NFCによるペアリングや低圧縮で音質に優れるコーデックapt-xに対応するなど、機能面も充実している。
(日経トレンディ編集部)
[日経トレンディ2017年5月号の記事を再構成]
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