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関口和之さんとハワイ ウクレレがくれた第二の故郷

2017/4/7

 今年2月12日、ハワイ州ホノルルのカカアコ・ゲートウェイ・パークで、「ウクレレピクニック・イン・ハワイ2017」が開催されました。

 サザンオールスターズの関口和之さんがプロデュースするこのイベントは今年で9回目。ビーチフロントの公園に、音楽とハワイを愛する人々が集まり、ウクレレの音色を聞いて、アロハの心でつながっていこうというもの。日本からはJALPAKオフィシャルツアーも組まれているほどの人気ですが、ここ数年はロコたちも多く参加するイベントに成長しています。主催者でありながら出演者。ハワイを愛するウクレリアンである関口和之さんをインタビューしました。

ウクレレピクニック・イン・ハワイの会場、カカアコ・ゲートウェイ・パークは「えひめ丸」の慰霊碑のある場所
豪華ゲストを招いて盛大に開催された「ウクレレピクニック・イン・ハワイ」。今年の開催で9回目
関口和之さん サザンオールスターズのベーシストとして、1978年6月25日に「勝手にシンドバッド」でデビュー。バンド活動と並行し、ウクレレをこよなく愛する「ウクレリアン」としてウクレレをフューチャーした作品を多くリリースする。国内でのウクレレ普及活動に加え、ハワイと日本の架け橋となる独自の活動を幅広く展開する。執筆活動やイラストレーター、ラジオパーソナリティーなど各方面で多彩な才能を発揮。担当する「木下グループNO-FO-FON TIME(のほほんタイム)」(InterFM897)は毎週土曜日10~11時。

――まずは、ウクレレピクニック・イン・ハワイ、お疲れさまでした!

関口さん ありがとうございます。おかげさまで今年の来場者は6000人ほどになりました。最初の頃は、日本からの方が7割ほどと多めでしたが、今年はロコが逆転した感じです。現地の人たちに知ってもらえるのは、とてもうれしいです。

――スポンサーの数が当初の4倍になったと聞きました。

関口さん ありがたいことです。地元メディアのタイアップスポンサーも今までで一番多く、いつもよりにぎやかに感じました。

――ウクレレピクニック・イン・ハワイを始められたきっかけは何だったのですか。

関口さん 「えひめ丸衝突事故」(2001年2月9日、オアフ島の沖で愛媛県宇和島水産高等学校の練習船「えひめ丸」が米原子力潜水艦と衝突した事故)の犠牲者に近い方から、話を聞く機会があったのです。その方たちは当時、ハワイの現地の人たちがあたたかく接してくれたことに感謝していました。二度とあってはならない悲しい出来事でしたが、彼らとの交流を通して、ハワイを好きになったと。それをきっかけにハワイ州と愛媛県、ホノルル市と宇和島市の交流が始まりました。この話を聞いて感動したんです。そして、音楽でも何かできないだろうか、と思いました。そこからです。

 カカアコの公園の丘の上には、えひめ丸の慰霊碑もあります。第1回のウクレレピクニック・イン・ハワイは、えひめ丸の犠牲者への慰霊の心をこめて、7回忌の年の2月に行いました。以降、僕のバンド活動との問題がない限り、毎年2月に開催しています。他の場所で開催したこともあるのですが、結局この場所に戻ってくる。ここにゆかりがあるのだと感じています。

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