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食べ物 新日本奇行 classic

月見そばの「正しい食べ方」 卵は混ぜるか、沈めるか 卵(2)

2017/4/16

卵はかきまぜるかきまぜない?

過去最長のハンドルネームである。

で、論争を立ち上げろ? いやだ。立ち上げない。だって私は反動分子の生卵かきまぜ党なんだもん。東京のそばつゆは味が濃すぎて飲めないので、生卵をぐちゃぐちゃにかき混ぜてマイルド化を図ったのち、塩分糖分過剰気味のつゆをごくごくやるんだもん。こんな甘いつゆはとーぶん飲まないぞ、などと言いながら飲んじゃうの。ケケケ。

これって論争を立ち上げてしまっているのでしょうか。

卵をうずめて加熱

デスク乱入 僕は中間派です。宮島さん同様に、最初は麺の中に生卵を埋めて白くなるのを待ちます。その間に麺と汁と本来の具を楽しみます。半分ほど堪能した後、そっと黄身を壊します。なるべく黄身が汁に溶け出さないよう、麺に絡めて黄身を味わいます。ほんのり白くなった白身はあくまで具として食べます。

卵でいただいたメールではあるが、この部分が面白かったので。

ご意見 島野さんの膨大な調査を見て思い出した件をひとつ。大学の生協食堂に、麺のほかには、わずかなネギ以外何も入っていないラーメンがありました。私たちはそれを単なるメンだというので「タンメン」と呼んでいました(毎日が二日酔いの酔猿でしたさん)
素ラーメン=PIXTA

素ラーメンがタンメンに昇格している。面白い。

メール本文はジュネーブに出張で行った折、泊まったのが邦人に人気のホテルで、レストランにはなんと生卵が。嬉し恥ずかし、4泊6日の出張中、毎朝卵かけご飯を食べていたというお話であった。

名古屋出身アメリカ在住30年余という方が、懐かしい名古屋の食の風景をつづってくださった。その中から。

姫路の駅そばは麺がラーメンでおつゆがうどん
ご意見 高校のまん前のうどん屋さんのラーメンは、麺はラーメンでおつゆがうどんかそばのつゆだったような。お昼休みに抜け出して食べに行くと、先生と鉢合わせになり「おい、せめてスリッパはき替えてこいよな」という先生自身も、スリッパばきのままで。
近所に、家内工業的なケーキの製造屋さんがあって、デコレーションケーキから出る端切れをビニール袋いっぱいに入れたものが、子供の小遣いで買えました(洋子Gulde 米国オレゴン州ポートランド市在住さん)
南部せんべいのみみ

どこの地方都市だったか、スーパーの食品売り場を歩いていたら、ケーキ屋さんの売り場の隅に、ケーキの切れ端だけを袋に入れて売っていた。ロールケーキの端っこが多かったようだが、私などはあれで十分である。せんべいの耳も、硬くないなら好き。

八戸のせんべいの耳は別売りされるくらい人気がある。先日、八戸に取材に行ったベティー隊員は帰りの新幹線でずっと耳をかじり続け、とうとう晩ご飯を食べられなくなってしまった。そして後日、八戸に耳を注文していた。

(特任編集委員 野瀬泰申)

[本稿は2000年11月から2010年3月まで掲載した「食べ物 新日本奇行」を基にしています]

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