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津田大介、性能に「意外」 ノイキャンヘッドホン比較

2017/4/4

ノイズキャンセリングヘッドホンは飛行機での出張に欠かせない

僕は仕事で月に2、3回は飛行機に乗る。そのため、フライト中に騒音を除去してくれるノイズキャンセリングヘッドホンが必需品だ。メーカー別ではボーズ好きで、2種類を愛用しているほどなのだが、ソニーの「MDR-1000X」も気になっていた。Bluetoothによるワイヤレスとノイズキャンセリングに加えてハイレゾ音源に対応し、ソニーのワイヤレスヘッドホンの最高峰に位置付けられる製品だ。ボーズ製品と比較しながら、そのインプレッションをお届けしよう。

■ノイズキャンセリング機能と音質の軍配は

以前はノイズキャンセリングという機能に半信半疑だったのだが、数年前に人にすすめられてボーズの「QuietComfort 3」を購入。これが驚くほど快適で、それ以来、飛行機で出張する時にはノイズキャンセリングヘッドホンが手放せなくなった。現在はボーズのBluetooth対応ワイヤレスヘッドホン「QuietComfort 35」(以下、QC35)と「QuietControl 30」(以下、QC30)を日常的に使用している。これらとソニーの「MDR-1000X」(以下、1000X)の計3機種を比較しながら使用してみた。主なテスト環境は東京から福岡に飛ぶ片道2時間弱の飛行機のキャビンだ。

今回テストしたヘッドホン3種。写真左からソニー「MDR-1000X」(2016年10月発売)、ボーズ「QuietComfort 35」(2016年6月発売)、ボーズ「QuietControl 30」(2016年10月発売)
ソニー「MDR-1000X」はブラックとグレーベージュの2色展開

結論から言って、ソニーの1000Xはすごく良かった。だが、3製品の特徴がどれも微妙に異なるため、利用シーンによって評価が大きく変わるなと思った。そこで、評価基準ごとに順位付けをしてみたのが下の表だ。

価格はQC30が一番安くて、次にQC35、一番高いのが1000Xで4万円台(※2017年3月22日現在)。ノイズ除去の性能が一番良かったのはQC30で、飛行機のゴーッというノイズを見事に取り除いてくれた。イヤーチップを完全に耳に入れてしまうインイヤータイプのため、耳がかなり密閉されるというのが理由だろう。それに比べて1000Xは完全な密閉型ではないので外の音なども拾いやすい。その装着感の違いがノイズキャンセリングの性能にも影響しているのだと思う。ソニーの1000XとボーズのQC35を比べると、ノイズ除去の性能はソニーのほうが上回っていた。ボーズ製品のユーザーの一人として、これは意外な結果だった。

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