カシオの新スマート時計 GPSやオフライン地図に対応

カシオ計算機「WSD-F20」
カシオ計算機「WSD-F20」
日経トレンディネット

アウトドアに特化した新型スマートウォッチを、カシオ計算機が2017年4月に発売する。同社は16年3月、「WSD-F10」でスマートウォッチ市場に本格参入。新モデルは2世代目となり、同社のアウトドアブランド「プロトレック」を初めて冠した。

カシオ計算機「WSD-F20」 
●予想実売価格/5万1000円(税別) 
●サイズ・重さ/縦61.7×横57.7×厚さ15.3mm(ボディ部)・約92g(バンド含む) 
●バッテリー駆動/通常使用:約1日以上、時計表示のみ:約1カ月以上 
●センサー/圧力(気圧/高度)、加速度、ジャイロ、方位(磁気) 
●ディスプレイ/1.32型(2層) 
●防水性能/5気圧 
●耐環境性能/MIL-STD-810G準拠
F10と同じくモノクロとカラーの液晶を重ねた2層構造を採用
手袋をしていても扱いやすいように大型ボタンを搭載する

本体にGPSを内蔵、時計単体でも位置情報を取得

防水性能や堅牢性といったタフ性能を踏襲しつつ、機能が大幅に進化している。注目は時計本体にGPSを内蔵したこと。「F10の開発時には、消費電力の観点などからスマートフォン(スマホ)のGPS機能を使う仕組みを採用したが、GPSシステムの低消費電力化が進み、内蔵が可能になった」(カシオ計算機)という。スマホ連係時はスマホ側のGPSを利用できるうえ、スマホの電源を切っていたり連係していなくても、時計単体で位置情報を得られるようになった。

さらに、オフラインでも利用可能なカラー地図の表示に対応。事前に地図をダウンロードしておけば、自分の居場所を即座に確認できる。スマホの電波が届かない場所や、手が空きにくいようなアウトドアシーンで非常に便利だ。

地図にさまざまな印を付けられる
対応アプリを使っているユーザーの居場所を表示する機能も

圧力、方位、加速度センサーを本体に備え、コンパスや気圧・高度、活動量などの情報をリアルタイムに表示
本体横のボタンの他、画面をタッチして操作することも可能

地図機能の使い勝手も良好。地図上にさまざまなマークを追加できる新機能を備え、例えば景観が良い場所や釣り場、再訪したいスポットなどを残せる。自分流のデータベースが作れるのだ。スマホと連係すれば、マークだけでなく、音声入力でテキストメモも残せる。

前モデルに続き、アクティビティー向け機能にも対応。トレッキングやサイクリング、ウインタースポーツなどの際に、計測データをリアルタイムに表示できる。さらに、トレッキングでは地図上で軌跡も表示可能だ。前モデルでは、アンドロイド端末とつなげば機能をフルに使えたが、iPhoneではアクティビティーなどの機能は使えないという制約があった。新モデルは最新OS「Android Wear 2.0」に対応。iPhoneでもほとんどの機能を利用できる。

(日経トレンディ編集部)

[日経トレンディネット 2017年2月22日付の記事を再構成]

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