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驚くほど集中力アップ 生産性が高まる3つの新発見 “もったいない”脱出の仕事術

2017/3/24

(写真:Tia Haygood)

 コミュニケーション・コーチの岩田ヘレンです。うれしいことに最近、このコラムの読者からメールをいただくようになりました。コラムの読者の方たちをより理解するための助けにもなりますので、ご質問やご要望があればどんどんお送りください。

 さて、前回の記事「実行するたび幸せ度上がる『後回しにしてたこと』」で、2月の私のキーワード「SYSTEM AND SPACE」についてお伝えしましたが、実際に「小さな目標」を立ててやってみた方はいますか? 結果はいかがだったでしょうか。

 私自身の成果についてお知らせしましょう。まず、SYSTEMについてはかなりうまくいきました。仕事のテンプレートだけでなく、チェックリストもつくりました。いくつかのSYSTEMをつくったことで、自分だけでなく、一緒に仕事をしているチームの人たちの効率も上がりました。

 では、もう1つのキーワードのSPACEはどうなったでしょうか。物理的なSPACE、例の玄関そばの収納スペースはどうなったかといいますと、みごとに片付いたのです! プリンターの周囲だけではなく、すべてです!

 前回お伝えしたように、「目標を小さくして少しずつやる」ことはもちろん、効果がありました。ところが、実はもっと効果のある方法を発見したのです。

■「誰かと一緒に」「時間限定で」取り組んだら、驚きの結果が

 ある日、私はテレビ電話を介して、ある女性起業家と話をしていました。その日は朝からずっと、何となく疲れていて元気が出ないと感じていました。テレビ電話で「今日は何だか調子が上がらない。片付けが終わっていないのも気になるし……」と話すと、相手は「じゃあ、片付けを先にやってみたら?」と言ってくれたのです。

 そこで私たちはすぐに、テレビ電話の両側でco-workingを始めました。私は片付けについて、相手は別のことについて小さな目標を設定し、「よーいどん」で25分間、集中して取り組みました。その間はパソコンの画面とマイクもオフに。25分たったら休憩を入れ、テレビ電話で「どうだった?」と結果をお互いに報告。これを繰り返したら、驚くほどの成果が上がったのです。

 25分間の作業がたった2回で、なんと玄関そばの収納スペースが「全部」片付いてしまったのです。同時に、私が感じていたストレスはすべて消えてリフレッシュし、エネルギーのレベルがぐんと上がったのが分かりました。

 25分間の集中タイムと5分間の休憩を繰り返すこの時間管理手法は「ポモドーロ・テクニック(Pomodoro technique)」という名前がついています。ポモドーロとはイタリア語でトマトのこと。手法を考案した起業家Francesco Cirilloが、トマト型のキッチンタイマーを使っていたのが由来だそうです。25分間は、ほとんどの人が何かに集中できる時間の単位だといいます。集中タイムが終わったら必ず5分間の休憩をします。

 この手法は1人でももちろんできますが、私にとっては、誰かと一緒に同時にやることではるかに効果が上がりました。これは第一の発見でした。

 別の仕事のパートナーとも一緒に、同じオフィスの中でそれぞれ別のことをしながらポモドーロ・テクニックをやってみたことがあります。スタートして数分後、彼女が何気なく席を立ち、トイレに行こうとしたのです! 私が驚いて彼女を見つめると、彼女はすぐに気がつきました。25分間を始めるときは、あらかじめ用事をすませる、飲み物を用意する、メールが気になるならオフにしておくなど、集中するための準備が大事です。慣れていないとつい、それを忘れてしまうのです。

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