どつき漫才で脚光、カミナリ たたかれて頭は大丈夫?

審査員の松本人志が頭を抱えるほどハイレベルな接戦だった昨年末の『M―1グランプリ2016』。その中で、ダークホースとして大きな脚光を浴びたのがカミナリだ。

茨城出身の幼なじみコンビ。まなぶの発言のちょっとしたおかしさにたくみが時間差で気づき、「おめえ、そういえば○○だな!」と相方の頭を強烈にたたく。たっぷり取る独特の間や茨城なまりのイントネーション、たたかれた時の表情など、笑いどころがいくつも用意されている。

カミナリ
竹内まなぶ(写真左) 1988年9月16日生まれ。石田たくみ(同右) 1988年7月6日生まれ。ともに茨城県出身。昨年は『ぐるぐるナインティナイン』(日テレ系)の名物企画「おもしろ荘」でも活躍。漫才では下の名前で呼び合っており、これが芸人仲間の間でも定着している。コンビ名は、まなぶの母親が命名。「今は芸名をひらがなにしていますが、将来映画を監督するときだけは漢字にします!」(まなぶ)。グレープカンパニー所属。

M―1の放送後は、伊集院光が自身のラジオ番組で「面白い! これは来たな」と絶賛したのをはじめ、太田光が「インパクトを残した」と高く評価。17年の飛躍に向けて弾みをつけた形だ。

結成は11年4月。大学卒業後に、憧れのサンドウィッチマンが所属するということで、グレープカンパニーのオーディションを受けると、スルッと合格。お笑いの養成所を経ないでプロの道へ。「お手本にしてきたのは、マネジャーに手渡されたサンドウィッチマンさんの台本。最初のうちはそのままマネして標準語でやっていたんですが、自分たちの感情がこもっていないことに気づいて、普段まなぶくんに話しかける言葉にしました」(たくみ)

転機は2年前。「あるライブで、まなぶくんの頭を思いっきり、たたいたときにドカンとウケて」(たくみ)。これをヒントに現在のスタイルを築き上げた。「当時はコント中心だったんですが、1年ほど前から漫才でやってみたら、さらにウケるようになったので、そこからは漫才一辺倒です」(まなぶ)

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