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加湿空清機の売れ筋 一番人気は「キャッチャー型」

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日経トレンディネット

今回は、ヨドバシカメラ新宿西口本店に加湿空気清浄機の売れ筋を取材した。同店の担当スタッフ・助川 翼氏によると、空気清浄機には集じんに強い"キャッチャー型"とイオン放出機能が強力な"ピッチャー型"があり、花粉の季節には前者が、風邪やインフルエンザがはやる冬期は後者の売れ行きが目立つ傾向にあるという。

取材した1月下旬時点では、「花粉の季節も控えていますし、風邪も流行っているということで、どちらもそれなりに売れています。春節を迎えたことで、外国人観光客の方の購買も瞬間風速的に目立っています」という。それを踏まえて、最新の売れ筋ランキングをみていこう。

●加湿空気清浄機の売れ筋ランキング
1位●MCK70TY、ダイキン工業、5万9800円(税込み/ポイント10%)
電気集じんやアクティブプラズマイオン放出機能を備えた同店オリジナルモデル。適用畳数は空気清浄31畳/加湿18畳で、フィルター交換目安は10年以上。サイズはW395×D287×H600mmとなる。
2位●F-VXM90、パナソニック、7万6060円(税込み/ポイント10%)
花粉などの働きを抑制するイオンを従来比10倍で放出する「ナノイーX」搭載モデルで、適用畳数は空気清浄40畳/加湿24畳となる。フィルター交換目安は10年。サイズはW398×D309×H640mmだ。
3位●MCK55TY、ダイキン工業、5万2800円(税込み/ポイント10%)
W270×D270×H700mmのスリムなタワー形状を採用したモデル。適用畳数は空気清浄25畳/加湿14畳で、フィルター交換目安は10年以上となる。同店オリジナルモデルだ。
4位●KI-GX75、シャープ、6万8580円(税込み/ポイント10%)
高濃度プラズマクラスター25000を搭載した同社の上位モデルで、適用畳数は空気清浄34畳/加湿21畳となる。フィルター交換目安は10年。サイズはW405×D316×H666mmだ。
5位●MCZ70T、ダイキン工業、9万5530円(税込み/ポイント10%)
加湿と集じんに加え、除湿と脱臭機能も備える高機能モデル。適用畳数は空気清浄31畳/加湿18畳で、フィルター交換目安は10年以上となる。サイズはW421×D355×H690mm。

キャッチャー型の典型に挙げられるダイキン工業の製品3モデルがランクインした。ピッチャー型で目立っているシャープの「KI-GX75」が4位に、両方の特徴を備えたパナソニックの「F-VXM90」が2位に入るなど、バラエティーに富んだ顔ぶれとなっていた。それぞれのモデルが売れている理由は順に説明していく。

[注]掲載している価格とポイントは、2017年1月25日15:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

1位の「MCK70TY」は電気集じん、2位の「F-VXM90」はナノイーXが高評価

ヨドバシ・助川氏が教える加湿空気清浄機選び 基本の三箇条
・集じんが強いキャッチャー型とイオン放出が強力なピッチャー型を見極めよう
・5万円以下のモデルも少なくないが、人気機種を狙うなら予算は6万円~が理想
・フィルター交換目安値は10年以上が理想。適用畳数は使う部屋の2倍が目安

1位になったのは、ダイキン工業の「MCK70TY」。同社の加湿ストリーマ空気清浄機のハイグレードモデル「MCK70T」をベースにしたヨドバシカメラオリジナルモデルで、静電HEPAフィルターと電気集じん、ストリーマによる内部分解といった多彩な機能で吸気した空気を清浄する。

アクティブプラズマイオンの放出という"ピッチャー要素"も評価されているが、吸い込んで綺麗にする"キャッチャー型"モデルとして購入する人が多いという。

「前面吸気で、その後の処理も抜きん出たものがあるので、花粉の季節によく売れます。同じ理由で、PM2.5を気にされる方や、幹線道路が近くて自動車の排気ガスが気になるという方にも指名買いされることが多いです」

続く2位は、パナソニックの「F-VXM90」。花粉などの抑制効果がある「OHラジカル」を、ナノイーの10倍の濃度で生成する「ナノイーX」機能が使える唯一のモデルだ。それゆえにピッチャー型で評価される場合もあるが、助川氏はキャッチャー型とのハイブリッドな人気を得ているとみる。

「本体の構造が前面集じんになっていて、吸気の清浄能力も高く評価されているんですよね。花粉の季節でも風邪がはやるタイミングでも安定して注目されているモデルです。ある意味で珍しい位置にありますよね。万能型ともいえます」

小型需要で人気の「MCK55TY」、風邪の季節に強い「KI-GX75」

3位はダイキン工業の「MCK55TY」だ。こちらもヨドバシカメラオリジナルモデルで、ベースは「MCK55T」。W270×D270×H700mmのスリムな形状が特徴で、1位の「MCK70TY」のような電気集じん機能は備えていないが、静電HEPAフィルターやストリーマ機能はフルに使える。

「高機能な加湿空気清浄機はどうしても場所をとります。そのあたりを気にされる方も多くて、寝室や書斎などのちょっとした部屋に置くサブ機を探している人に喜ばれていますね。ハイエンドクラスとはいかなくても、ダイキン工業が培ってきたノウハウがしっかり詰め込まれているので、性能の評価も高いですよ」

4位は、シャープの「KI-GX75」。高濃度プラズマクラスター25000を搭載したモデルで、菌に強いピッチャー型として定評がある。

「背面吸気なのでキャッチャー的にはそこまでではないんですけど、やはりプラズマクラスターの評価が高いんですよね。花粉に対しての性能は標準的なレベルなんですが、菌に対しての効能は相当高いです。風邪のシーズンに指名買いされる傾向が高く、小さなお子様がいるご家庭にもお薦めです」

助川氏のコメントのとおり、季節によって空気清浄機に求められる性能のトレンドが変わるため、「上位の顔ぶれはある程度同じでも、そのなかの順番がよく入れ替わる印象です」とのことだ。

除湿機能でも注目を集める「MCZ70T」

5位に入ったのは、ダイキン工業のプレミアムモデル「MCZ70T」だ。除湿と加湿、集じんと脱臭の4役を1台でこなせる製品として注目を集めているという。

「コンプレッサー式の除湿構造を採用しているので、夏場でも室内の温度を上げずに使えるといったメリットがあります。年中使いたい人向けの製品とえいますね」

ただ、冬場に除湿機能を求めて購入する人も増えているそうだ。「高気密住宅にお住まいだと、冬場でも結露に悩まされるという方もいらっしゃるようです。そのあたりも柔軟に対応できる強みがあるんですよね」

はみ出し情報…スタイリッシュでハイパワーなモデルも支持される

人気の上位には国内の定番メーカーのハイスペックモデルが並んでいるが、海外メーカーや新興の国内メーカーの製品もじわじわと売れ行きを伸ばしているという。大まかな傾向としては「一見すると空気清浄機とは思えない斬新なデザインのモデルが目立っていますね。従来の国内メーカーよりもハイパワーな設定になっているモデルが多いので、スペックをよく調べたうえで選ばれる方が多いですね」という。

なかでもよく売れているモデルとして、スウェーデン・LightAirの「イオンフロー50」シリーズ(「サーフィス」の税込み価格は3万2140円)や、国内メーカー・カドーの「AP-C110」(税込み4万5940円)などが挙げられた。

古田雄介(ふるた・ゆうすけ)
1977年生まれ。建設業界と葬祭業界を経て2002年にライターへ転職し、テクニカル系の記事執筆と死の周辺の実情調査を進める。

[日経トレンディネット 2017年1月31日付の記事を再構成]

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