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「忘れられない旅」10選 気になるコストと難易度は?

2017/2/2

アンコール遺跡のアンコールワット

 はるか昔からそびえる古代遺跡に、自然が生んだ究極の絶景――。一生に一度はこの目で見てみたい、と思っても、かかる費用や行き方の見当がつかず二の足を踏む人も多いのでは。旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」は2016年11月、膨大な旅行者のデータに基づいた独自の調査により、世界で最も人気のある「一生忘れられないスゴい旅」として10エリアを選び、各地でかかる費用の概算を発表した。はたしてこの「人生で一度は体験したい旅」を実現するためのハードルはいかほどなのか。専門家の意見も聞いてみた。

■最も安く行ける アンコールワット

 今回は、中南米や太平洋の秘境ツアーを得意とする風の旅行社・パームツアーセンターの店長で、これまで世界190カ国を訪れた立花誠氏と、世界有数の旅行ガイドブック「ロンリープラネット」日本語版編集を経て、旅行ジャーナリストとして活躍する小野アムスデン道子氏に話を聞いた。選ばれた10カ所はどこもすばらしいが、旅の難易度には幅がある、と2人はいう。コストに加え、「旅に必要な日数」「環境」「安全性」「ガイドの必要性」などの観点からみてみよう。

 トリップアドバイザーの調査で合計額が最も安かったのが、アンコールワット(カンボジア)を訪れる旅だ。立花さんは、「この中で旅の難易度がいちばん低いのも、アンコール遺跡群では」という。理由は、ツアーのバリエーションの多さと、ガイドブックさえあれば一人でも遺跡を回れる便利さだ。石造寺院のアンコールワットや王宮跡のアンコールトム、映画「トゥームレイダー」のロケ地にもなったタ・プロムなど、主な遺跡群は互いに近い場所にある。

アンコールワットの朝焼け

 「時差も2時間、直行便ができてさらに行きやすくなった」と話すのは小野さん。かつて日本から最寄りのシエムレアプ空港へは、バンコク、ハノイ、仁川などでの乗り継ぎが必要だった。今なら3~4日の旅程も可能だ。トリップアドバイザーの調べでは、航空券に加え、現地での交通費や夕食費も最も安いことがわかる。総合的に見ても、比較的訪れやすい観光地といえそうだ。

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