情報漏洩防ぐ 「暗証番号付き」USBメモリー

日経PC21

図1 強固なセキュリティー機能を備えるUSBメモリー。端子はUSB3.1に対応し、USB3.0や2.0の端子と互換性がある。IP57規格に準拠して水やホコリにも強い。●端子:USB3.1 Gen1 ●ストレージ容量:16GB、32GB、64GB ●最大伝送速度:読み出し135MB/秒、書き込み40MB/秒(32GB、64GB )●サイズ:幅78×奥行き18×厚さ8mm
図1 強固なセキュリティー機能を備えるUSBメモリー。端子はUSB3.1に対応し、USB3.0や2.0の端子と互換性がある。IP57規格に準拠して水やホコリにも強い。●端子:USB3.1 Gen1 ●ストレージ容量:16GB、32GB、64GB ●最大伝送速度:読み出し135MB/秒、書き込み40MB/秒(32GB、64GB )●サイズ:幅78×奥行き18×厚さ8mm
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キングストンテクノロジーの「データトラベラー2000」は、強固なセキュリティー機能が特徴のUSBメモリー(図1)。メモリー内に保存されたデータは自動的に暗号化され、本体のキーパッドを使って暗証番号を入力しないと解除されない仕組みだ。

実際の使い方は、先に7~15桁の暗証番号を押して、暗号化を解除してからパソコンのUSB端子に挿す(図2)。パソコン上で認識されれば、通常のUSBメモリーと使い方は同じだ。USBメモリーをパソコンから取り外すと、再び暗号化される。

図2 初めて使うときは、任意の暗証番号を登録する。データを読み書きするには、まず本体のキーパッドを正確に押して暗号化を解除する(1)。そこでパソコンのUSB 端子に接続すれば、普通のUSBメモリーのように使える(2)(3)。使い終わってパソコンから取り外すと自動的に暗号化される

暗証番号はユーザーが任意のものを登録する。注意したいのは、暗証番号を約10回間違えると自動的にメモリー内のファイルが消去されてしまうこと。しかも、後から復元できない処理まで施される徹底ぶりなので、暗証番号は絶対に忘れないようにしたい。

データトラベラー2000には「読み取り専用モード」も用意されている。このモードにするとメモリー内に新しいファイルを追加したり、ファイルの上書き保存ができなくなる(図3)。

図3 読み取り専用のモードを搭載。有効にすれば、パソコンに接続しても新たにデータを追加したり、保存したファイルを更新したりできなくなる

持ち歩くときは付属のカバーを装着すれば、誤ってキーが押されるのを防げる(図4)。万一、ファイルが自動消去されると、復元できないだけでなく、メモリー内にアクセスすることもできなくなる。その場合はウィンドウズの機能でフォーマットすれば工場出荷時の状態に戻せる(図5)。

図4 持ち歩き時の誤操作を防止するカバーが付属する。リング部分をキーホルダーに付けることも可能だ
図5 暗証番号の入力で約10回押し間違えると中のデータが自動的に消去される。パソコンに接続し、フォーマットすれば使えるようになる(元のデータは復活できない)

(日経PC21 石坂勇三)

[日経PC21 2017年1月号の記事を再構成]

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