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ビジネス英語・今日の一場面

「日本人は謝りすぎ」と思われてしまう4つの英語 デイビッド・セイン「影の英語」(6)ごめんなさい、でも……

2016/12/1

 ひとつの言葉は様々な顔を持っています。日本人の言葉が意図していない意味合いで伝わることもあります。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんが、日本人が使いがちな言葉から「影にある意味」を紹介します。今回は、「日本人は謝りすぎ」と思われてしまう表現です。

◇   ◇   ◇

 「ごめんなさい/すみません」はとても便利で大切な表現ですが、つい使い過ぎてしまうもの。特にビジネスの会話にはいつでも隠されたパワーゲームがあります。あなたが高い地位にいることを誰もが知っている場合、へりくだって話をすれば、あなたは敬意を得られるでしょう。逆に低い地位にいる場合、過度にへりくだれば、人はあなたを無視し、決して尊敬の念は抱きません。へりくだって弱々しく見せるよりも、力強く積極的に見せる方がいいと思います。

 Sorry. は弱さを示すことにもなりかねません。

▲ I'm sorry for being late.
正しい訳:遅れて申し訳ないです。
影の意味:皆様に迷惑をかけて、私は情けない人間です。

 遅刻するのはよくないことですが、あなたが上司ではなく部下である場合、このフレーズはあなたを更に低く見せ、あなたが重要な人間ではないというイメージを抱かせます。

▲ I'm sorry I don't understand.
正しい訳:申し訳ありませんが、理解できません。
影の意味: あなたが言っていることを理解する能力がなくてごめんなさい。

 I'm sorry, I don't understand. であれば「ごめんなさい。でも分かりません」の意味になります。しかし、区切りがないと、「あなたが言っている言葉を理解することがないことに対してお詫びします」に聞こえる可能性があります。

▲ I'm sorry for interrupting, but I have a question.
正しい訳:割り込んでごめんなさい。でも、質問があります。
影の意味:私みたいな人間が割り込んでごめんなさい。でも、質問があります。

 上の人に対するフレーズであれば、卑屈に聞こえる可能性があります。

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