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AndroidをWindows風に使うと便利だった

戸田覚のデジモノ深掘りレポート

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日経トレンディネット

最近、スマートフォン(スマホ)を使っていて感じるのは、シングルウィンドウの不便さだ。ゲームなどはシングルウィンドウでも問題ないのだが、例えばネットで調べ物をしながらメモを取ったり、スケジュールを見ながらメールの返信を作成するような作業では、複数のアプリを同時に開きたくなる。

Android(アンドロイド) 7.0ではマルチウィンドウに対応し、「Galaxyシリーズ」のような標準でマルチウィンドウを利用できる製品もちらほら出てきている。Android端末をさらにパソコンライクに使えたら便利ではないだろうか。それとも、まだ単なるネタにとどまるのか? 実現できるアプリがあるので試してみた。

マルチウィンドウにちょっと可能性を感じた

まず試したのは「Fwindow」というアプリで、まるで昔のWindows3.1のようなウィンドウで作業できるようになる。

とはいえ、普段使っているアプリがウィンドウ表示で利用できるわけではなく、このアプリ内に用意されている専用のツールがウィンドウで使えるだけ。ブラウザー、エディター、時計、エクスプローラーなどがそろっている。それでも、小さなスマホの画面でウィンドウを操作するのは新鮮だ。ブラウザーを見ながらメモを取る程度でも、複数のウィンドウを並べて作業できるのはうれしい。ブラウザーを2つ並べて見比べられるだけでも重宝しそうだ。開いたウィンドウは、サイズを自由に変更でき、位置はドラッグして動かせる。

ただ、実際に使ってみると、やはりスマホでは画面が狭い。それぞれのウィンドウは小さいし、スクリーンキーボードを表示すると画面が見えなくなってしまう。画面を横表示にすれば、ずいぶん使いやすくなった。

個人的に残念なのは、デザインが昔のWindows風でシンプルすぎること。またエクスプローラーはファイルを表示するだけで、操作はできないようだ。

タブレットではキーボード+マウスも併用したい

タブレットやスマホはタッチ操作で使えるのが魅力だ。一方で、Androidタブレットではなく、Surfaceのようなマウスとキーボードが使える2in1を使っている人も多い。結局のところ、マウスとキーボードが使いやすいと感じる人が多いのだろう。そこで、マウスとキーボードを使って、Android端末をもっとパソコンライクに使おうというアプリ「Andromium OS(Beta)」も試してみた。Androidの画面を横長のWindows風にする。

こちらも使えるアプリは、原則、Andromium OS (Beta)が用意したものに限られる。しかし、Fwindowに比べるとデザインがとても良く、気持ちよく使用できる。使い方は簡単で、Andromium OS (Beta)を起動したら、画面上の通知エリアを引き出してAndromium OS (Beta)をタップする。Windowsパソコンのような画面が表示されれば作業開始だ。外付けのキーボードとマウスを使うといい。

7型以上のタブレットでは、こんな使い方も悪くないと思う。用意されたアプリはなかなかよくできていて、写真や動画を開いたり、ブラウザーでウェブサイトを閲覧したりできる。すべてマルチウィンドウで使用でき、タスクバーでアプリを切り替えたり、ウィンドウサイズを自由な大きさにしたりも可能だ。8インチのタブレットで利用してみたが、指では困難な緻密な作業もマウスで快適だった。

もちろんのことながら、Androidの良さはタッチ操作にある。Windows 10よりもAndroidのほうがタッチで操作できるアプリが多い。だからこそ普段はタッチ操作で、Officeなどの緻密な作業をするアプリやマルチウィンドウを使うときには、マウスでと使い分けられると便利だろう。

Android端末でキーボード+マウスの操作性が向上したら、本当の意味でパソコンの代わりになる時代が来るかもしれない。と言うより、いよいよOSの垣根がなくなりそうだと感じた。

スタートメニューは思ったより便利だった

最後に紹介するのは、スマホにWindows風のスタートメニューを組み込むアプリだ。スマホでは、ホーム画面にタイル状に並んだアイコンをタップしてアプリを起動する……そんなスタイルが一般的だ。

しかし、インストールしたアプリが増えてくると、使いたい1本を探すのが大変になる。画面数が増えて、何度もフリックしなければならない。フォルダーに分類するという方法もあるが、どのアプリをどのフォルダーをに分類したのか分からなくなることもある。

ということで、無料アプリの「Taskbar」を利用して、Android端末にWindowsパソコン風の「スタートメニュー」を組み込んだら便利なのか試してみた。

このアプリをインストールすると画面上にボタンアイコンが常駐するようになり、それをタップするとアプリのリストが表示される。いわゆるランチャーの一種だが、タイルもしくは一覧でアプリが五十音順に並ぶので、名前が分かっていれば素早く見つけられる。

設定を変更することでボタンアイコンの横に「最近使ったアプリ」を表示させることもできる。標準機能でタスクを切り替えるよりも便利だ。パソコンを使い慣れているユーザーには結構お勧めなのだが、画面左下にTaskbarのボタンが常に表示されるので、うっとうしく感じるかもしれない。

戸田 覚(とだ・さとる)
1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。

[日経トレンディネット 2016年11月10日付の記事を再構成]

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