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ビジネス英語・今日の一場面

怒り心頭! それでも日本人が避けるべき5つの英語 デイビッド・セイン「影の英語」(4)私、怒っています

2016/11/17

あなたが知らない本当の使い方――怒りの度合いを表現で変えるには

「怒りたい、でも言えない。でもやっぱり怒りたい」。

人との付き合いで「怒りを表すこと」は大きな意味を持っています。ビジネスであればなおさらのこと。例えば、同僚がミスをしてしまった、そんなとき、あなたの怒りのレベルに合わせてフレーズを選べるようになりたいものです。

I wish you hadn't done that. (あなたは)そんなことしなきゃよかったのにね。

このフレーズには相手を責める気持ちよりも「困ったなあ」という当惑の気持ちがあります。

I think you need to take responsibility. あなたが責任をとらなくちゃね。

このフレーズには「責任」の所在を明らかにし、相手が責任を取る必要性を言っています。

You really did it. やっちゃったんだ。

「ああ、やっちゃったんだ」には特に相手を責めて感情的になっているというニュアンスはありません。落ち着いて客観的に状況について述べているイメージです。

You really blew it. どじっちゃったんだ。

これも「ああ、やっちゃったね」という意味になります。

This is all your fault. これはあなたの責任です。

こう言われたらちょっと落ち込むかもしれません。「責任はあなたにあるのよ」という冷静な言葉で、冷たさを感じます。

You're going to pay for this.  自分でどうにかしなさいよ。

「これに対しては自分で償いなさいよ」の意味。冷たく突き放しているニュアンスがあり、冷静ではない気持ちが見え隠れしています。

I'm never going to forget this. 絶対、これだけは忘れないからね。

怒りが抑えられないと同時にひどく恨みがましいニュアンスがあります。かなり感情的になっていることが分かります。

母国語であっても怒りを表すむずかしさにはいつまでも慣れません。ましてや外国語となるとなおさらです。外国語でむずかしいのは程度を実感としてつかめないこと。代表的な表現からレベルを知っておく程度のことはしておけば、いざというときに困らないかもしれません。

Hang in there!

: Dセイン

デイビッド・セインの「ビジネス英語・今日の一場面」は木曜更新です。次回は11月24日の予定です。
デイビッド・セイン(David Thayne)
米国出身、20数年前に来日。 翻訳、通訳、執筆、英語学校経営など活動は多岐にわたる。企業や学校の人気セミナー講師。英語関連の出版物の企画・編集を手掛けるAtoZ(http://www.atozenglish.jp)・AtoZ 英語学校代表。長年にわたる豊富な英語教育経験を生かし、数多くの英語関連書籍を執筆。著者に「英語サンドイッチメソッド」シリーズ(アスコム)、「カシオ英会話学習機 入門ビジネス英会話 Joy Study」、「TOEIC テスト完全教本 新形式問題対応」(研究社)などの他ベストセラーも多数、累計300万部以上の著作を刊行している。日本経済新聞、朝日新聞、毎日新聞などでコラムを連載。NHKの日本語学習番組にレギュラー出演。英語教育推進事業団(EEPS) の学術顧問。受験生向けの英語学習サイト(http://david-thayne.com/)と日本文化を英語で紹介す る英語学習サイト(http://www.wakaru.guide/ )を監修。

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