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ホンダの「空飛ぶシビック」 誰がつくったのか

2016/10/18

現地主義を標榜するホンダは、航空機開発・生産・販売サポートの拠点をすべて米国に配置。2006年にホンダエアクラフトカンパニーを設立、10年目の15年末からホンダジェットの販売を開始した。

■第3世代が夢つかむ

「販売エリアは北米から欧州、南米のブラジルにも広がっている」(藤野氏)という。ホンダエアクラフトカンパニーの社員は現在1800人、国籍は30カ国に及ぶ。「多国籍社員の工場だ。現在は月産2~3機のペースだが、IT(情報技術)を駆使し、極めて効率的な生産をやっている」とホンダ全体の次世代工場の先駆けにもなりそうだ。

藤野氏らホンダジェットの開発陣は本田宗一郎氏から見ると、孫のような第3世代にあたる。半世紀余り前に創業者が抱いた「空への夢」が、有能な人材を集める磁石となり、新車開発をリードする原動力となった。第3世代が花咲かせたホンダジェットは、「世界のホンダ」を創ったトップ人材を育ててきた「志」そのもののようにもみえる。

(代慶達也)

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