王座を巡る壮大なアクションに、ストレス発散!
働く女性のシネマ羅針盤 [キング・オブ・エジプト]
たまにはアミューズメントパークにでも行って、ジェットコースターに乗ってスカッとしたいと思っても、休みになると仕事疲れを癒やすためについゴロゴロしてしまう……。そんな時は、映画でアトラクション体験をしてみませんか?
古代エジプトを舞台にしたアクション・アドベンチャー超大作「キング・オブ・エジプト」は、スフィンクスやピラミッドを背景に神々と人間が大冒険を繰り広げ、見ているだけでストレス解消になります。
本作に主演したブレントン・スウェイツと、ヒロインを演じたコートニー・イートンがPRで来日。ハリウッドで大注目されているフレッシュな2人にインタビューしてきました。
(聞き手は清水久美子)
――「キング・オブ・エジプト」は非常にスケールの大きい映画で、映像もストーリーもキャストも豪華で、とても楽しめました。お二人は、完成した本作を見ていかがでしたか?
ブレントン:「この映画は謎の部分が多いから、撮影中は何が起こっているのか分からないという感じだったんだ。完成した映画を見て、初めてどんなふうになっているのか分かって、すごく楽しめたよ」
コートニー:「本当に見て楽しめる映画だけど、作っている間もすごく楽しかったのよ。撮影場所がシドニーだったので、撮影期間中に家に帰れたのもうれしかったわ(笑)」
――ブレントンさんはアクションが得意だそうですが、映画の中で「ここは特に決まった!」と思えるカッコいいアクションは、どのシーンですか?
ブレントン:「カッコいいかどうかは分からないけれど、すごく頑張ったのは、ウルシュ役のルーファス・シーウェルとの共演シーンで、エレベーターで戦う場面だ。ルーファスはすばらしい役者だから共演するのが楽しみだったよ。ホルス役のニコライ・コスター=ワルドーとは一番共演シーンが多く、一緒にアクションにも挑んだが、彼はものすごく鍛えていたね。とてもナイスガイで楽しい人だけど、僕が食べるのを我慢している時に、彼がいいものを食べているのを見ると、ちょっと悲しくなっちゃったよ(笑)」
――コートニーさんは、本作ではアクションシーンはあまりなかったですが、今後挑戦してみたいですか?
コートニー:「ぜひやってみたいわ。マーシャルアーツ(武芸)に取り組んでみたいと思っているの」
――ブレントンさんは着々とキャリアを積んでいますし、コートニーさんも続けて超大作に出演しています。よりキャリアアップしていくために、ご自身で立てている目標を教えてください。
コートニー:「今は具体的な目標を立てるよりも、できるだけオープンな形で、自分がどういうことができるか追究していきたいと思っているわ」
ブレントン:「ハリウッドで目標を立てるのは非常に難しいんだ。アカデミー賞を取ることも一つの目標かもしれないけれど、僕は自分が誇れる映画に出ることを目標にしているよ。観客が待ち望んでいるような、これまでにないような作品に出ることを目指したいね」
(写真:鈴木智哉)
9月9日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国拡大公開
(C)Photo Courtesy of Lionsgate.
(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
配給:ギャガ 公式サイト:http://gaga.ne.jp/egypt/
「アイ、ロボット」などのSF・アドベンチャー大作を多く手掛けてきたエジプト出身の鬼才アレックス・プロヤス監督による、最先端CG技術を駆使したアトラクション・ムービー。
天空の神・ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)から王座を奪った、残虐な暴君と化した砂漠の神・セト(ジェラルド・バトラー)。盗賊の青年・ベック(ブレントン・スウェイツ)は、セトの陰謀によって、恋人のザヤ(コートニー・イートン)を奪われてしまいます。ベックはホルスと共に冒険の旅に出て、ホルスが王座を取り戻すのに必要な"神の眼"を盗み出し、ザヤを救おうと奔走するのですが……。
アクロバティックな神々のバトルや、ピラミッドの崩壊、2匹の大蛇の襲撃など、ハラハラドキドキのビッグスケール・シーンの連続が圧巻です。本作を見て、アミューズメントパークの疑似体験を楽しんでみてください。
(ライター 清水久美子)
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