年100万円たまる 「お金を整える」3つの習慣

日経ウーマン

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お金がなかなかたまらない……。そんな人は、「お金の通り道が散らかっている」のかも? マネーコンサルタントの市居愛さんに、「お金を整える」習慣で着実に貯蓄を増やすコツを聞きました。

手帳、財布、通帳の3つでお金の出入りをシンプルに

「お金が出入りする“通り道”をシンプルに整えることで、ムダな支出が減り、毎月の貯蓄は着実に増えていきます」。こう話すのは著書『お金を整える』が6万部超のベストセラーとなっている市居愛さん。「お金の通り道」を整えるために効果的な3つの習慣を教えてもらった。

まずは手帳の使い方。予定を書く際に、そのイベントのために使う予算も一緒に記入。後で実際に使った金額を書く。「予算以上に使うと罪悪感を覚えるので、ムダ遣いを防げます」

2つ目は財布の中の整理。クレジットカードはポイントをためやすい1枚に絞ることで、ポイントを集約でき、支出も管理しやすくなる。ポイントカードはよく使う3枚に厳選。使う店が絞られてムダな買い物が減り、ポイントも効率的にたまる。

3つ目は通帳による家計管理。「理想は普通預金と定期預金などがセットになった総合口座1つに絞り、お金の出入りをその口座に一本化させること。月末の残高を○で囲めば、毎月“残せた金額”が一目瞭然です」

お金の出入りをシンプルにして“見える化”すれば、使うのもためるのも楽しくなるはず!

習慣01 手帳の予定欄には「予算」も入れてムダ遣いを防ぐ

手帳に予定を書くとき、使う予算も立てて、予定とセットで明記する。予定が終わったら実際に使った金額を予算の下に書き、差額も記入。「500円単位で書くのが簡単。予定外の支出はマイナスで書きます」。スーパーでの買い物などお金を使う予定は必ず書くことで、ムダな支出を防げる。

その月の予算を月初に記入。日曜の夜に財布の中の金額をメモ、銀行で現金を下ろす日もあらかじめ記入して
手帳に予定を書くときに、使う予算も記入。実際に支払った金額と差額も記入する

習慣02 クレカは1枚、ポイントカードは3枚に厳選し、財布は常にスッキリ

クレジットカードはポイントがたまりやすい1枚に絞る。ポイントカードは「換金したことがあり、よく使う」3枚に厳選。キャッシュカードはお金を下ろす日以外は持ち歩かず、お守り用の1万円札をポケットへ。

市居さんの場合、クレジットカードは楽天プレミアムカードのみ。ポイントカードはよく行くスーパーとショッピングモールのカード、Tカードの3枚に厳選。

クレジットカードは1枚、ポイントカードは3枚に絞る。キャッシュカードは現金を下ろす日以外は持ち歩かない

習慣03 月末に通帳の残高に○をしてお金に感謝する

「かかりつけの銀行」を1つに絞り、通帳を1冊に集約すれば家計簿代わりに。入金と給料日前の残金に○を付けて。「目で見て感じられることで、入ってきたお金と残せたお金に感謝できます」

※下は市居さんの関係者の通帳。

給料など入ってきた金額、その月に残せた金額に○をつけてお金に感謝

この人に聞きました

マネーコンサルタント
市居 愛さん
マザーミー代表取締役。7年前、自身の病気や夫の会社の倒産で夫婦共に無職になり、子どもを抱えて「お金がない」恐怖を経験。その後、「お金の通り道」を整えることでお金をためる方法論を確立。著書は『お金を整える』(サンマーク出版)。

(ライター 吉田明乎、写真 工藤朋子)

[日経ウーマン 2016年8月号の記事を再構成]

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