高画質ネットワークカメラ 温度や湿度も監視
家にいるペットなどの様子を、外出先から確認したい──そんなときはネットワークカメラが便利。外出先のスマートフォン(スマホ)からインターネット経由で、自宅に設置したカメラの映像を確認できる。
アイ・オー・データ機器の「クウォッチTS-WRLP」は、映像の確認や動画・静止画の記録のほかに、外出先のスマホと通話もできるネットワークカメラだ。
●実売価格 1万7000円前後
●画素数:200万画素
●最大撮影解像度:1920×1080ドット
●ネットワーク:有線LAN、無線LAN(11b/g/n)
●記録メディア:マイクロSDカードなど
●サイズ:幅97×奥行き39×高さ97mm
●重さ:155g
本体には、動作検知、人感、音、気温、湿度のセンサーを搭載し、それらが変化を検知すると自動で映像を記録。スマホに通知することもできる(図1)。設置には、付属の台座やカメラ用のミニ三脚などを利用する(図2)。
フルHDで撮影する映像は非常にきれいだ。200万画素の高感度CMOSセンサーを搭載するためか、暗い場所でも輪郭がはっきりと映っており、防犯目的にも十分使える(図3)。
外出先からカメラの映像を確認するには、スマホの専用アプリを利用する。リアルタイムに映像を確認できるだけでなく、手動での動画や静止画の撮影といった操作もできる。ほかにも温度や湿度の変化をグラフで表示でき、環境の変化がわかりやすい(図4)。
レンズの画角は84度と広く、広範囲を撮影できる。レンズにカバーが付いているのもポイント。誰かが帰宅して見守る必要がなくなったら、カバーを閉じればすぐにプライバシーを守ることができる(図5)。
(ライター 田代祥吾)
[日経PC21 2016年9月号の記事を再構成]
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