大きく見ろ 元祖「証券女子」鍛えたスタンフォード鳥海智絵・野村信託銀行社長に聞く(上)

例えば、2年目には、ロースクールとの共同講座で毎回シリコンバレーの弁護士を呼んでケースの議論をする、といった授業や、ベンチャーキャピタリストがチームごとにアドバイザーになり、ビジネスプランの議論をする、といった授業もとりました。

この判断は結果的に正解でした。専門知識はすぐに陳腐化します。また、私が卒業した直後ぐらいから、ファイナンスの専門書もどんどん日本語に翻訳されるようになり、わざわざ留学しなくても簡単に最先端の理論を学ぶことが可能になりました。専門分野に集中するよりも、さまざまな分野を幅広く学んだことで、視野が広がり、今の経営の仕事にもプラスになっていると感じます。

どの授業でも、先生が口を酸っぱくして言っていたのは、「細かいところで引っかかるな」「もっと物事を大きく見ろ」「長期的な視点から考えろ」といったことでした。この教えが染みついているせいか、いまでも時々、「大きく見過ぎではないか」と指摘されます(笑)。

インタビュー/構成 猪瀬聖(ライター)

(下)邦銀初の女性社長、リーマン出身者とも「同じ言葉で」>>

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