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歯周病ケア、まずは正しい歯磨きから ガムもおすすめ

日経ヘルス

2016/7/31

PIXTA
日経ヘルス

 初期の歯周病(歯肉炎)をセルフケアで治すには徹底したプラークコントロールが大切だ。歯周病の予防にもつながる。「歯の表面は磨けていてもプラークを落とせていない人が多い」と聖母歯科医院・歯科衛生士の豊山とえ子さんは指摘する。

 プラークをしっかり落とすには、歯の部位によって歯ブラシの毛先・かかと・わきを使い分けるのがポイント。「歯間、歯と歯肉の境目を意識することが重要。それだけで、磨き残しがなくなる。毛束の細い『ワンタフトブラシ』を使うのもおすすめ」(豊山さん)

イラスト:三弓素青
イラスト:三弓素青
イラスト:三弓素青

 また歯周病対策には、殺菌・洗浄作用のある唾液の分泌を促したり、歯肉の血流を改善することも効果的。「唾液分泌にはガムを噛むのもいい。プラークもとってくれる。歯肉が冷えると血流が悪くなるので、冷たい飲み物は控えて」(豊山さん)

口角を上げ、上の歯だけを見せて笑う「ゴールデンスマイル」。「口中の粘膜が動くので唾液の分泌量が増える。唾液の殺菌・洗浄作用で口の中がきれいになる」(豊山さん) イラスト:sino
歯肉を指で円を描きながら、やさしくマッサージ。「血流が良くなり、歯肉の抵抗力が高まる」(豊山さん)。爪で歯肉を傷つけないように気をつけて イラスト:sino

 セルフケアを継続しながら、3カ月に一度は歯科医院で歯周病チェックを受け、自分では落としきれないプラークや歯石を取り除いてもらうとよい。

■この人たちに聞きました

若林健史さん
若林歯科医院(東京都・渋谷区)院長。歯周病治療の第一人者。日本歯周病学会専門医・指導医。「歯周病を治療すれば血管がしなやかになることで、アンチエイジング効果もある」
豊山とえ子さん
聖母歯科医院(神奈川県・川崎市)歯科衛生士 T-SIS社長。著書に歯周病対策をまとめた『歯は磨かないでください』(廣済堂出版)がある。「歯磨きはシャカシャカ磨きを見直して、プラークコントロールを徹底して」

(ライター 海老根祐子、構成:日経ヘルス 羽田光)

[日経ヘルス2016年7月号の記事を再構成]

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