キングスマン
笑いを添えたスパイ活劇
1962年にスタートを切った007シリーズは、3作目が生まれた60年代半ばの映画・TV界で様々な亜流を生み、スパイ・サスペンス・ブームが到来した。
その中で生まれた『国際諜報(ちょうほう)局』(65年)は英国作家レン・デイトンが気どった007を皮肉って書いたと言われる小説が原作。主人公ハリー・パーマーは労働者階級出身。下町訛(なま)りや抜け目のないやり手のキャラクターが英国では大ウケでシリーズに...
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