映えるパーティー料理のワザ 大皿小皿にちょっと盛り

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
写真はイメージ=PIXTA

今年のクリスマスは、外出せずに家族でパーティーという人も多いのでは。いつもの食卓も、盛り付け方ひとつでランクアップさせることができる。簡単にできる盛り付けのテクニックを専門家に聞いた。

「盛り付けが苦手という人は、お皿の完成図を頭の中に描かないまま、盛り付けを始めているケースが多い」と話すのは、東京都内で料理教室を主宰する料理研究家の中山桜甫さんだ。「外食でちょっといいお店に行ったときなどに料理をよく見ていると、家庭にも応用できるヒントがたくさん詰まっている」

一度に載せずに 器に空間を作る

ありがちな失敗のひとつが、作ったものを一度に全部盛ってしまおうとするケース。器に対して料理の量が多くなりすぎ、てんこ盛りで見栄えが悪くなる。

高級店などでは、器の大きさに対して料理の量は少ない。「空間を作ることで料理が引き立ち、よりおいしそうに見える」(中山さん)。例えば、ポテトサラダもワイングラスに少量を盛ると、おしゃれなおつまみに変身する。器に余裕を持たせるのがポイントだ。

手軽にできるパーティー向けの盛り付け方法として、中山さんが提案するのが、大小の皿を組み合わせた「ちょっと盛り」だ。買ってきた総菜などを小皿に少しずつ載せ、それを大皿の上に並べるだけで、特別感が出る。普段の食事でも、冷蔵庫の中の残り物を活用して、外食気分で楽しむことができる。

スペイン料理のピンチョス風の盛り付けもおすすめだ。チーズやハム、肉団子など好みの具材を、短めの竹串やピックなどに刺して大皿に並べるだけ。小さな子供でも手伝えるので、自由な組み合わせを見つける楽しさもある。

次に大事なのが立体感。「平面的な盛り付けは味気ない印象を与える」と中山さん。例えば、パスタやサラダなどの盛り付けは、高さを出すように、皿の真ん中にこんもりと盛る。

ローストビーフなどスライスした肉を並べる場合、奥側を少し高くして立体感を出す。肉の切れはしやアルミホイルを丸めたものを土台にし、そこに肉を立て掛けるイメージで盛り付けるとよい。

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クリスマスには 緑・赤・白の3色