NIKKEIプラス1

例えばキッチンからは不要な食器(不燃ゴミ)、賞味期限切れの缶詰(可燃ゴミ、缶)、冷蔵庫内などにいつから入っているか分からない食べかけのビン詰め(可燃ゴミ、ビン)、古い冷凍肉魚(可燃ゴミ、食品包装プラスチック)などさまざまな種類のゴミが出る。そのため、あらゆる種別の収集に対応できるよう、12月初旬のうちに掃除をするよう、日程を組みたい。

浴室、洗面所からはシャンプーやボディーソープ、化粧品や洗剤類の空き容器、古びた入浴用小物、掃除用品、古タオルなどがゴミとして出やすい。自治体によってプラスチック製品は捨て方が異なるので調べ、正しい日に回収してもらおう。

シャンプーや洗剤のボトルは、使わなくなったまま中途半端に内容物が残っているものが多い。捨てづらいからとついためてしまうと、カビの温床になりがちだ。古い内容物についてはビニール袋などに移して「可燃ゴミ」として収集できるケースが多いので、この機会に処分してスッキリさせたい。

ホコリ出る掃除 晴天の日を選ぶ

ゴミの収集日の他に、こまめにチェックして大掃除カレンダーに生かしたいのが、天気予報だ。カーテン、照明、寝室(寝具)、クローゼットなどの掃除はホコリが出やすい。窓を開けて換気をしながら掃除ができるように、気温が高めでなるべく晴天の日を選ぼう。

どうしてもまとまった時間がとれなければ、この日はカーテンの洗濯だけ、この日は照明の拭き掃除だけなどと、日ごとに少しずつ掃除する手もある。例えば1回の洗濯で洗える厚手のカーテンは1枚程度(サイズ100センチ×180センチ目安)。何枚も洗おうとすると案外、時間がかかる。天気予報をチェックしながら予定を立てよう。

ゴミ収集日をもとに掃除のスケジュールをすると、普段より丁寧に「これは燃えるゴミの日に出すモノ」「これは燃えないゴミの日に出すモノ」と分別するようになる。その際、ぜひ「あえてゴミとして処分しなくてもいいもの」も見極めるようにしてほしい。クローゼット掃除で出る不要な衣類などは、丁寧に仕分ければ意外とフリマアプリなどで値が付いたりもする。

ちなみにこのようなゴミとゴミ以外のモノの仕分けをスムーズに行うには、前もって45リットルくらいの大きなサイズのゴミ袋をたくさん用意しておくのがポイントだ。破れてもこぼれないよう二重にした袋にはゴミを入れ、捨てない「リサイクル品」は一重の袋に入れる、などと決めておくと、後から見たときにゴミかゴミではないかが見分けやすい。小さな工夫だが役立つので参考にしてほしい。

(住生活ジャーナリスト 藤原 千秋)

[NIKKEIプラス1 2020年11月28日付]