春先の不調は背骨反らしで解消 自律神経整える効果も

NIKKEIプラス1

モデルは早稲田大学スポーツ科学学術院非常勤講師・渡辺久美
モデルは早稲田大学スポーツ科学学術院非常勤講師・渡辺久美

春先は寒暖差や気圧の変化で自律神経のバランスが崩れやすい。めまいやだるさなど心身の不調を招きがち。自律神経と密接に関わる背骨をこまめに刺激する体操で、季節の変わり目を乗り切りたい。

自律神経は意志とは無関係に働く内臓器官を支配する神経系だ。心身の活動をつかさどり、緊張・ストレスを感じているときに活発になる交感神経と、休息・睡眠などリラックスしているときに働き内臓機能を促進する副交感神経の2つで構成される。互いにバランスをとることで健康状態が保たれる。

季節の変わり目は自律神経が過度に働き、そのストレスから交感神経が優位になりがち。これにより疲れや内臓機能の低下などの不調を招く。自律神経は背骨を介して広がっている。春先は、背骨まわりをストレッチすることで自律神経を刺激し、交感神経と副交感神経のバランスを整えたい。

まずは座ったままできる背骨刺激ストレッチを試そう。(1)胸反らしでは、椅子に浅めに座り座面後ろに軽く手を添え、息を吸いながらゆっくりと胸を反らす。続いて(2)背筋伸ばし。机から手が離れない程度まで椅子を後ろに引き、両脚を軽く開いてゆっくりと背骨を反らしていく。机に対し90度横向きになる(3)背骨の側屈では、机側の肘を机に付き反対側の腕を耳に添えつつ上げる。この際、大きく脇腹を開くように背骨を横にたわませる。

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