寒い季節の肩こりに1分間体操 仕事中でも血行を促進

NIKKEIプラス1

モデルは早稲田大学スポーツ科学学術院非常勤講師・渡辺久美
モデルは早稲田大学スポーツ科学学術院非常勤講師・渡辺久美

寒い季節は肩こりが起こりやすい。気温の低下で身体が縮こまって血行が悪化したり、分厚いコート類をはおることで無意識のうちに姿勢が乱れたりすることが要因だ。仕事中でもできる、こまめなケアで解消しよう。

肩こりは、肩回りの筋肉が緊張することで血管が圧迫され、血流が悪くなって起こる。血中の酸素が不足して乳酸などの老廃物がたまり、神経が刺激されこりや痛みが生じる。放置すれば、筋肉がますます硬くなる。

肩こりの主な要因は、長時間のデスクワークや、前傾姿勢をとり続けるスマートフォン使用、ストレスなど。加えて寒い時期は血行が悪化したり厚着で体に負荷がかかったりするなど、肩こりを誘発する要因が多くなる。そこで、こまめに筋肉を動かすケアをお勧めする。

最初に肩こりの程度を知るため(1)腕の動きを確認。直立し腕を下に伸ばした状態から、身体の前方向に腕をゆっくりと耳に添えるように上げる。注意が必要なのは、途中で腕の重みを強く感じる、腕が曲がる、顔の前までしか上がらない、耳から横に大きく外れているような場合だ。肩の筋肉のこわばりが影響している可能性が高い。

次に簡単なストレッチ。こわばりがあるようなら意識して入念に筋肉を伸ばそう。まずは(2)首たおし。身体の後ろで片方の手首を持ち軽く横に引っ張る。引っ張った方向に頭を倒す。続いて(3)背中伸ばし。身体の前で腕を組んで突き出し、背中を丸める。そして(4)胸反らし。後ろで手を組み腕を伸ばしつつ胸を開く。いずれもゆったりと呼吸しながら20秒程度行う。

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