ナスの揚げ焼き香味だれ 夏野菜の代表、油と相性良く
ナスといえば夏野菜の代表格。成分のほとんどは水分ですが、カリウムを多く含むため体の熱を逃す効果が期待でき、まだまだ続きそうな酷暑にうれしい食材です。また、油との相性のよさも知られているところですが、一部のナスだけが油を吸って、ムラのある仕上がりになりがちなのが悩みどころ。加熱前に油をからめると全体にいきわたり、ムラなく仕上がります。
ショウガと赤トウガラシのきいた甘酸っぱいたれも、食が進むことうけあい。温かいままではもちろん、冷やしてもおいしく食べられます。冷蔵で3~4日、日もちします。
・ナス4本(約300グラム)
・サラダ油大さじ3
・万能ネギ3本
・A[ショウガ1かけ(10グラム)、赤トウガラシ1本、酢大さじ3、砂糖・しょうゆ各大さじ1/2、ごま油小さじ2]
作り方(調理時間20分)
(1)ショウガはみじん切りにし、赤トウガラシは種を除いて小口切りにする。ボウルにAを合わせる。万能ネギは小口切りにする。
(2)ナスはへたを切り落とし、縦半分に切る。皮側に厚みの1/3ほどの深さまで幅3~4ミリの切り目を斜めに入れる。さらに縦半分に切る。
(3)大きめのフライパンにナスを入れ、油を回しかけてからめる。皮を下にして中火で焼き、ころがしながら全面を焼く。しんなりしたらとり出し、熱いうちにAにつける。約30分おく(調理時間に含まない)。
(4)器に盛り、万能ネギを散らす。
ひとくちメモ
調理のヒント 最近のナスはアクが少なくなっているので切ってすぐに調理する場合は水にさらさなくても大丈夫。気になる場合は短時間で行います。
(ベターホームのお料理教室 写真=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2019年8月24日付]
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