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日本の職場は座り過ぎ ちょい運動で血行を改善

NIKKEIプラス1

2019/8/3付

モデルは早稲田大学スポーツ科学学術院非常勤講師・渡辺久美

エアコンの利いた快適な職場は仕事が進み、気付くと座りっぱなしのこともある。だが、座りすぎは血行を悪くし、血栓や心臓疾患など深刻な病気につながりかねない。職場でできる簡単な運動で体を守ろう。

日本のオフィスワーカーは勤務中の7割を座って過ごしている。世界で最も長時間、座っているそうだ。

長時間連続して座っていると、血流不良をおこして代謝が落ちる。むくみや冷え症だけでなく、高血圧症や糖尿病、心筋梗塞など重篤な病気を引き起こす可能性が高まる。

座ること自体が悪いのではなく、連続してじっと座っていることが問題。そこで、オフィスにいながら、こまめに運動することで、血行を良くすることを心がけたい。

デスクワークに集中していると、なかなか運動できるものではない。それでも一番意識して実践してほしいのが、30分に1度立ち上がることだ。難しければ1時間に1回でも立つようにする。

次に心がけたいのが座っている時でもできる運動だ。職場環境によってはなかなか立てない状況もある。そうした時こそ、意識して座ったままで運動したい。

まずは、(1)つま先・かかと上げだ(写真参照)。片方のかかとと、もう一方のつま先を、交互に10回程度上げ下げする。続いて、(2)膝伸ばし。まず、片脚の膝を伸ばす。もう片方の太腿(もも)に力を入れて支えながら、伸ばした膝をゆっくり下ろす。左右交互に2~4回程度行う。椅子から腿が浮かないよう注意する。

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