セリの常夜鍋 独特の香りとシャキシャキ感を楽しむ
常夜鍋といえば、定番はホウレンソウですが、今回は旬のセリを使ってみました。
セリ400グラムというとかなりの量になりますが、独特の香りがたまらないおいしさで、どんどん食べられます。シャキッとした食感も魅力なので、鍋に入れてグラッとしたとき=「煮えばな」を逃さずに。写真では一度にたくさん入れていますが、少しずつ入れると、シャキシャキ感がより楽しめます。
・セリ400グラム
・豚肉(ロース・しゃぶしゃぶ用)300グラム
・ショウガ20グラム
・ニンニク15グラム
・A[かつおだし1200ミリリットル、酒100ミリリットル、しょうゆ大さじ1、塩小さじ2/3]
・ユズ(くし形)1/2個
・つけだれ[みりん50ミリリットル、しょうゆ50ミリリットル、ニンニク(すりおろす)10グラム]
作り方(調理時間15分)
(1)つけだれの材料を小鍋に入れて中火にかける。ひと煮立ちしたら弱火にし、1~2分煮る。個々の器に1/4量ずつ入れる。
(2)セリは根元を落として長さ5センチに切る。ショウガは皮つきのまま薄切りにする。ニンニク15グラムは軽くつぶす。ユズは4つに切る。
(3)食卓で、土鍋にAとニンニク、ショウガを入れ、中火にかける。煮立ったら肉を1枚ずつ広げて入れ、アクが出たらとる。肉の色が変わったらセリを入れ、さっと火を通す。
(4)具を(1)の器にとり、ユズをしぼって食べる。
ひとくちメモ
「毎晩食べても飽きない」 常夜鍋の名前の由来とか。ホウレンソウやセリのほか、コマツナやハクサイなどを使い、ポン酢で食べる鍋です。このレシピでは、鍋のスープにもつけだれにもニンニクをきかせました。最後はうどんを加えてシメにどうぞ。
(ベターホームのお料理教室 写真は大井 一範)
[NIKKEIプラス1 2019年1月12日付]
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