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広島食材推す都内のイタリアン 豪雨被害の生産者応援

日経MJ

2018/12/28付

左側の三篠川が氾濫し7つビニールハウスが水につかった

今年も振り返れば地震、大型台風、豪雨と災害が多かった。被災された方々に一日も早い平穏な日々が戻ることを祈って止まない。

筆者は今年、宮城県産品の販路拡大をお手伝いする傍ら、中国・四国地方で豪雨被害にあった生産者を訪ねた。復旧にまだ時間がかかる生産者や加工業者もあるが、多くは回復し、被災前の状態に戻っている生産者も多い。しかし、客離れに悩まされている。

こうした生産者に手を差し伸べているのが、都内で「メリプリンチペッサ」などのイタリアンを5店舗運営するビッグスマイル(東京・渋谷)だ。オーナーシェフの江口慶社長は広島県江田島の出身で、広島の食材を全面的にメニューに取り入れている。

メインの業態は、500円で本格的な釜焼きピザを提供するメリプリンチペッサ。ピザの良しあしは、生地と焼き方で決まると筆者は感じている。同店では、価格を抑えて、本場の味を再現するためにピザ生地の配合を工夫し、味を落とさずに低コストを実現した。

東京・銀座にある広島県のアンテナショップ「TAU(タウ)」の3階にも出店しており、ランチ、ディナーともに盛況。店舗の広さは132平方メートルで月商1千万円。11月には「メリプリンチペッサ西荻窪店」をオープンさせて、こちらもリピーターが増え、集客は順調だ。

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