Men's Fashion

アンプリチュード 試し付けスペース広く、化粧方法も

Hot Zone

2018.11.6

ポーラ・オルビスホールディングス(HD)傘下のアクロ(東京・品川)が9月下旬に設けた化粧品売り場「アンプリチュード日本橋高島屋店」が好調だ。開店直後の売り上げは当初想定の3割増しで推移。試し付けするスペースを広く設け、より丁寧な接客ができるようにしたことが受けている。

アクロは高価格帯ブランド「アンプリチュード」を9月に立ち上げた。同ブランドのディレクターは有名化粧品ブランドを手掛けてきたメーキャップアーティストのRUMIKO氏。普段ニューヨークを拠点に活動している同氏が「日本の中高年の女性にもかっこよくなってほしい」という思いをこめたという。

■液体ファンデが好評

現在はファンデーションや化粧下地などベースメークを中心に販売している。中でも液体ファンデーションの「ロングラスティング リキッドファンデーション」は、「厚塗り感はないがカバーしてくれる」(40代女性)と好評だ。19年2月からは口紅などのポイントメーク商品を発売予定だ。百貨店を中心に国内で2店舗を展開している。

売り場は階段やエスカレーターで人が行き来する化粧品売り場の一角にある。40代以降の顧客が多いといい、彼女たちにアピールするため売り場や美容部員の制服は黒で統一した。