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大人の鼻血に要注意 高血圧や飲んでいる薬の影響も

NIKKEIプラス1

2018/5/12付

写真はイメージ=PIXTA

大人になって、突然鼻血が出るとドキッとする。出血が止まりにくかったり、頻繁に繰り返したりするなら、注意が必要だ。大人の鼻血につながる病気を知って、気になる人は早めに耳鼻咽喉科を受診しよう。

小さい子供は転んだり、人とぶつかったりするだけでも鼻血を出しやすい。子供特有の症状と考えられがちだが、実は鼻血は中高年以降にも多く見られる。

空港前クリニック(新潟市)耳鼻咽喉科の川崎克院長は「鼻血で来院する人を調べたところ、10代以下と60代以上にピークがあった」と指摘する。子供は季節にあまり関係なく来院するが、大人の場合は乾燥した寒暖差のある季節に増えるのが特徴だという。

鼻血の9割は、鼻の穴から1センチメートルほど奥にあるキーゼルバッハ部位で起こる。鼻の皮膚と粘膜の境目にあり、細く小さな血管が密に集まっているので、ちょっとした傷でも出血する。

子供の鼻血は鼻炎や鼻をほじるクセなど、鼻の粘膜に原因があるので、鼻血が出やすい半面、指で圧迫することでほとんどの場合は止まる。

大人の鼻血は高血圧や糖尿病、腎臓症などの病気や、飲んでいる薬の影響など、全身の状態がからんでいることが多い。東京慈恵会医科大学付属病院(東京・港)耳鼻咽喉科の浅香大也講師は「子供の鼻血と比べると、大人の鼻血は止まりにくく、出血量も多くなるので注意が必要」と話す。

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