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転勤で後悔しない賃貸マンション選び 防犯にも注意

NIKKEIプラス1

2018/3/1 NIKKEIプラス1

非常階段の施錠を確認(東京都千代田区のロイジェント九段)=遠藤 宏撮影

安心安全な新生活のためには、防犯の視点を忘れずに物件を選びたい。賃貸マンションの内覧では、部屋だけでなく、建物の防犯設備、管理状況や周辺の治安もチェックしよう。

人の出入りが多く、侵入者が紛れ込みやすいマンション。防犯対策がしっかりできているかどうかは、物件選びの重要なポイントだ。まずはエントランスのドアが自動で施錠するオートロック式かどうか確認しよう。特に一人暮らしの女性にとっては、この機能の有無が決め手になる場合も多いだろう。

しかしオートロックだからといって油断は禁物。住まい方アドバイザーの近藤典子さんは「非常階段や駐輪場の屋根から、あるいは排水管を伝うなどして侵入できるマンションは意外と多い」と警告する。非常階段も施錠されているか、借りようとする部屋は侵入されにくい位置にあるかなど「外から建物全体をよく見てほしい」。

■警報鳴らすセンサー有効

大和エステート取締役の渡邉光昭さんは「玄関ドアをディンプルキーで二重ロックする物件がおすすめ」と話す。ディンプルキーとは、ギザギザした従来の鍵と異なり、表面に丸いくぼみがいくつかある鍵。ピッキングされにくいとされる。これが1つではなく2つ付いていれば、防犯性はさらに高まる。侵入犯は開錠に5分以上かかると約7割が諦めるといわれる。

モニター付きインターホンを兼ねたホームセキュリティーが部屋に備わっていると、なお安心だ。センサーが盗難や施錠忘れを感知して警報を鳴らしたり、警備会社に通報したりするシステムで、異常発生の知らせを受けた警備員が駆けつけてくれる。導入されていれば、防犯に配慮したマンションといえるだろう。

共用部では防犯カメラがどこに設置されているか確認しよう。エントランスとエレベーターには最低限必要だ。

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