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「一夜漬け」必勝法は? 反復テストが記憶定着に効果

NIKKEIプラス1

2018/2/3付 NIKKEIプラス1

一夜漬けの効率的な暗記方法は?

 試験の前日に知識を詰め込む「一夜漬け」。覚えたことを定着させるにはひたすら読むべきか、書くべきか、それとも――。受験シーズンに記者(23)が効率の良い暗記方法を探った。

 一夜漬けに秘策はあるのか。30年以上記憶術の研究や指導にあたり、著作も多い宇都出雅巳さんを訪ねた。「知識を定着させるには、どれだけ繰り返しの作業をするかが重要」と宇都出さん。じっくり数回読む・書くより、読み書きの回数を重ねた方が覚えやすいという。繰り返すと脳が重要な情報だと判断して忘れにくくなるからだ。

 読むのと書くのとではどちらが記憶しやすいか。英語能力テスト・TOEICが満点の先輩記者に憧れ、一晩でTOEICの英単語100語を暗記しようと決意した。制限時間は午前1~3時の2時間。3時に書き取りテストをし、覚えた単語数を確認する。

 1回目はノートを使わず、単語帳を読むことに徹した。英語の発音と和訳を繰り返して音で覚える。文字を書かないのでつづりが覚えにくい。

 宇都出さんによると「意味とつづりで関連する文章を作りイメージ記憶にすると効果的」。「悲しい」という意味の「lamentable」なら「ラーメン食べると悲しい」という文章にして場面をイメージしながら覚える。

 自分なりに文章を作った。「detain=引き留める」は「出たいが引き留められる」。本来の発音とは異なるが、つづりは覚えられる。

 イメージ記憶を使いつつ読み込んだ結果、暗記できたのは92語だった。

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