オンラインで集合 テーマ細分化、集中力UPスマート会議を始めよう(下)

眠気防止には、身体に動きを取り入れるのも有効だ。例えば、立って会議をしたり、途中で席替えをしたりする。「頭と身体はつながっているので、体に動きを与えれば脳は活性化する」(裴さん)という。

会議を開く時間も眠気に大きく関係する。裴さんによると、人が持つ24時間周期のリズムにおいて、最も強く眠気を感じるのは午後2時から午後4時。可能なら、その時間帯を避けた方がいい。

「会議が多い日はヘトヘトになる」と感じた人もいるだろう。しかし、原因は会議の数ではない。「大事なのは一本あたりの時間」(裴さん)。会議時間を短くするなどすれば、疲れずにすむ。

短時間会議の効果を社員が体感している会社が、クラウド名刺管理サービスを手がけるSansan(東京・渋谷)だ。居場所を問わず参加できるオンライン会議を多用している。名古屋オフィスで営業を担当する酒井亮平さんは、東京本社の橋本健二さんや中原翔子さんと頻繁にパソコンやスマートフォン端末を通じて会議。「オンライン会議だとダラダラ続くことがない」(酒井さん)

利用するのはグーグルのビデオ会議サービス「ハングアウトミート」。あらかじめグーグルカレンダーのアプリ上に会議の日時を設定し、参加者で共有。当日、アプリを起動させ、議題ごとに30分単位などでビデオ会議ができる。時間が区切られており「気持ちが集中する」(酒井さん)。中原さんは「意思決定の速度が上がり、結果的に(会議でテーマにした)事業展開のスピードも上がる」という。