菜の花の洋風いりどうふ
いりどうふを作って最後にゆでた菜の花を加えるだけですが、卵でとじた黄色いとうふの表情と相まって、菜の花畑のようなひと皿に仕上がります。
菜の花以外は冷蔵庫にある材料で作れそう。いつもの和風味ではなくて、洋風スープのやさしい味わいにしてみました。おっくうなとうふの水きりも、最初にほぐしてざるに入れておく程度でOK。卵でとじたら、炒めすぎないようにして、しっとりと仕上げましょう。
食べやすくて栄養もあってと、子どもにもお年寄りにもおすすめしたいおかずです。
・もめんどうふ1丁(300グラム)
・菜の花150グラム
・タマネギ1/4個(50グラム)
・ニンジン1/4本(50グラム)
・ウィンナーソーセージ4本(80グラム)
・バター15グラム
・A(湯50ミリリットル、スープの素小さじ1)
・卵2個
・塩小さじ1/8
作り方(調理時間20分)
(1)とうふは粗くくずしてざるに入れ、10分ほどおいて水気をきる。
(2)菜の花は熱湯で1分ほど色よくゆで、水にとって水気をしぼる。長さ3センチに切る。
(3)タマネギ、ニンジン、ウィンナーは1センチ大に切る。
(4)Aは合わせて溶かしておく。卵はときほぐす。
(5)鍋にバターを溶かし、(3)を中火で炒(いた)める。脂がなじんだら、とうふを加え、強火にして水分をとばすように1分ほど炒める。
(6)Aを加え、弱めの中火にして、時々混ぜながら7~8分煮る。
(7)汁気が少なくなったら、とき卵を加えて混ぜ、半熟程度で火を止める。菜の花、塩を加えて混ぜる。
ひとくちメモ
「菜の花」のはなし 「なばな」や「花菜」とも呼ばれます。菜の花はアブラナ科の黄色い花のことですが、食べるのは花が咲く前の花茎や若葉。つぼみのうちがおいしいので、買ったら早めに食べましょう。カロテンやビタミン類などの栄養価が高い野菜です。
(ベターホームのお料理教室 写真は大井 一範)
[NIKKEIプラス1 2017年2月4日付]
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