おろしてそのままトッピング
お役立ちグッズ
昨今は使い勝手の良いおろし器が多数売っている。今春、キッチン用品メーカーの曙産業(新潟県燕市)が発売した「てのひらおろし」はお薦めだ。最大の特徴はキッチン台などに置いて固定するのでなく、手で持った状態でおろせる設計になっていること。
パッと見は魚のようなかわいらしいデザイン。丸く膨らんだ受け皿の両サイドにくぼみがあり、親指と残りの指を当てて持てば安定して、手に持ったまま食材をおろせる。調理スペースが少ないときは便利だ。受け皿を傾ければ、おろした食材を落としたい食材の上に簡単に落とせる。
曙産業によると「山芋でもスルッと落ちるので、おろしたての山芋をご飯の上に落とし山かけ丼にしているというお客様もいます」。実際に使ってみたが、持つ手に決して大きな力はいらず、ラクに食材をおろせた。
おろした中身を落としたくないときは、底の部分にキャップをはめておくと良い。立てて置けるので、意外に収納しやすい点もうれしい。
(ライター 山本 奈緒子)
▽サイズ=103×168×47ミリ
▽材質=AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン
▽カラー=イエロー、グリーン、クリア
▽購入先=カインズホームまたはインターネットショップのAmazon、楽天など。問い合わせは曙産業(電話0256・63・5071)
[日経プラスワン2016年9月10日付]
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