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デジタルライフ

趣味を生かして小遣い稼ぎ 課金サイトで個人売買

2014/10/3 日本経済新聞 夕刊

元手資金や在庫がなくても販売できるものがある。それはスキルや知恵だ。これを個人がネット上で課金販売できるサービスが登場している。扱うのはイラストや写真、アドバイスなど様々。本業としての収入にはならないが、ちょっとしたお小遣い稼ぎになるとして利用者が増えている。

「自分の絵を売る夢がかなったんです」

「note」ではイラストなどの作品を個人売買できる

横浜市在住の会社員(24)は目を輝かせながら話す。趣味で描いた少女や動物のイラストを「note」というウェブサイトを利用して1セット300円で販売。これまでに1万5000円ほど売れたという。

noteはブログサービスで、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)機能に加え、レシピや小説など様々なコンテンツを投稿者が自ら値付けして販売できる。約3万人が有料販売している。

子どもの頃から絵を描くことが好きという会社員は、しおりに絵を描き家族や友人にプレゼントしたこともある。評判は良かったがそれだけでは飽きたらず、「知らない人でも作品を認めてくれるだろうか」と思い、試しに始めたのがきっかけだった。

■「評価されうれしい」

販売職の仕事の休憩時間や通勤時間を使って絵を描く。売れそうな絵が描けたときには、スマートフォン(スマホ)のカメラを使って撮影。noteにある自分専用のページに値段を付けて公開、販売する。

先月、紙のノート60ページ分にイラストを描いて送るというサービスを販売した。価格は1万円と高額だが、1人が買ってくれた。

「かわいい!」「オシャレですね」。noteには閲覧者がコメントを書き込んでくる。固定ファンもついた。「自分の作品を評価してくれてうれしい」と満足げだ。

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