1本で出し方2通り「2WAYしょうゆボトル」

最近の減塩志向から、さまざまなタイプのしょうゆボトルが販売されている。しょうゆを1滴ずつ垂らすことができるタイプや、霧のように吹きかけられるスプレータイプなどだ。ただ用途に合わせてボトルをいくつも持つのは収納スペースが取られて困る。

レアック・ジャパン（東京・港）が3月に発売したしょうゆボトルは、1本で2通りの出し方が可能だ。円柱状のボトルの片側がノズル、もう一方がスプレーになっている。満遍なくスプレーしたいときはスプレー側の蓋を開けプッシュすると、0.1ミリリットルのしょうゆを噴霧できる。一方、しょうゆを小皿などに数滴垂らしたいときはノズル側の蓋を開け、ボトルの側面を押して調節しながら垂らす。

それぞれしっかり蓋ができる構造になっているので、しょうゆが漏れる心配はない。ただノズル側の蓋を閉め忘れたまま下側にすると、しょうゆが漏れることがあるので注意したい。簡単に水洗いができる点も、衛生的でうれしい。

（ライター　山本　奈緒子）

［日経プラスワン2014年4月12日付］